サクラバクシンオーの種付け料の推移と種牡馬成績

サクラバクシンオー（Sakura Bakushin O）の種牡馬情報です。

サクラバクシンオーについて

1400m以下は12戦11勝。

短距離路線は今ほど整備されていない時代にスプリント路線で絶対王者として君臨した。血統はスプリンターのそれではなく、クラシックを目指して皐月賞トライアルに出走したこともある。しかし、マイル以上は生涯未勝利と幾度となく距離の壁に挑んだが跳ね返された。スピードで押し切る典型的なスプリンターで、1200mと1400mのレコードを長く保持した。

略歴

• 1989年 社台ファーム早来生産
• 1995年 種牡馬として供用開始
• 2011年4月30日（22歳）没

主な競争成績

21戦11勝

1. スプリンターズS2回
2. マイルCS

種付け料の推移と種付け頭数

繋養は社台SS。種付け料の最高値はショウナンカンプが活躍した2003年頃。

産駒の重賞勝ちの大半がマイル未満の距離。しかし、母父としては3000mを超えるG1を3勝したキタサンブラックなど距離の融通がずいぶんと利くようになっている。

セレクトセールの主な落札馬

セレクトセール累計額

セレクトセール累計額（母父）

種牡馬 評価

※中央競馬の平地競走のみを集計

G1レーティング ランキング

JRA発表のG1レーティング上位馬（002年以降）。牝馬は+4して順位付け。

代表産駒(子供)

2011年産

• ビッグアーサー(高松宮記念)
• ベルカント(フィリーズレビュー-G2)

2009年産

• バクシンテイオー(北九州記念-G3)

2008年産

• グランプリボス(NHKマイルC,朝日杯FS)
• スギノエンデバー(北九州記念-G3)

2007年産

• エーシンホワイティ(ファルコンS-G3)
• ダッシャーゴーゴー(セントウルS-G2)

2005年産

• サンクスノート(京王杯SC-G2)
• スプリングソング(京阪杯-G3)
• マルブツイースター(小倉2歳S-G3)

2004年産

• カノヤザクラ(セントウルS-G2)
• ヘッドライナー(CBC賞-G3)
• アドマイヤホクト(ファルコンS-G3)
• ニシノチャーミー(函館2歳S-G3)

2003年産

• デンシャミチ(京王杯2歳S-G2)
• サンダルフォン(北九州記念-G3)
• タイセイアトム(ガーネットS-G3)

2000年産

• エイシンツルギザン(NZT-G2,NHKマイルC2着)
• シーイズトウショウ(セントウルS-G2,桜花賞2着)

1999年産

• メジロマイヤー(きさらぎ賞-G3)
• ブルーショットガン(阪急杯-G3)

1998年産

• ショウナンカンプ(高松宮記念)

BMS(母父)の代表産駒

2021年産

• シュガークン(青葉賞-G2)
  父ドゥラメンテ

2019年産

• サトノレーヴ(キーンランドC-G3)
  父ロードカナロア

2018年産

• アナザーリリック(福島牝馬S-G3)
  父リオンディーズ
• テイエムトッキュウ(カペラS-G3)
  父ロードカナロア

2017年産

• ビアンフェ(函館スプリントS-G3)
  父キズナ

2016年産

• ファストフォース(高松宮記念)
  父ロードカナロア
• レッドアネモス(クイーンS-G3)
  父ヴィクトワールピサ

2015年産

• グリム(レパードS-G3)
  父ゼンノロブロイ

2014年産

• Warring States(バイエルンクラシック-独G3)
  父ヴィクトワールピサ
• モンドキャンノ(京王杯2歳S-G2,朝日杯FS)
  父キンシャサノキセキ

2013年産

• ブランボヌール(キーンランドC-G3)
  父ディープインパクト

2012年産

• キタサンブラック(ジャパンC,有馬記念,天皇賞春秋,菊花賞,大阪杯)
  父ブラックタイド

2011年産

• アデイインザライフ(新潟記念-G3)
  父ディープインパクト

2010年産

• キタサンミカヅキ(東京盃-地G2)
  父キングヘイロー

2009年産

• ハクサンムーン(セントウルS-G2,スプリンターズS2着)
  父アドマイヤムーン

血統（牝系・サイアーライン）

1970年代を席巻したテスコボーイ系も、もはやこのラインが残るのみ。牝系は社台グループがアメリカから輸入した繁殖牝馬クリアアンバーから発展した系統で、間断なく活躍馬が出ている。

血統表

牝系図（fn.4-m）

サイアーライン

サクラバクシンオー系（子系統）