キタサンブラック(Kitasan Black)の種牡馬情報です。
キタサンブラックについて
高らかに歌声響く、キタサン祭り
勝っても低評価が続き、はじめての1番人気が12戦目の京都大賞典。大一番に負けていたり、相手が軽かったりと、人によっては評価が低い。これは同じくG1を7勝したテイエムオペラオーに似ている。
もっとも魅せたのは不良馬場の天皇賞秋。普段は逃げに近い先行する馬が出遅れ、場内がどよめく。他馬が荒れた馬場を避けて大回りで進む中、キタサンブラックは内目に進路をとり徐々にポジションをあげていく。内外の差で直線はいつの間にかの先頭。あとは力強く押し切った。
略歴
- 2012年 ヤナガワ牧場生産
- 2016年 年度代表馬に選出
- 2017年 年度代表馬に選出
- 2018年 種牡馬として供用開始
主な競争成績
20戦12勝
- ジャパンC、有馬記念、天皇賞秋、天皇賞春2回、菊花賞、大阪杯
- 有馬記念
- 皐月賞
種付け料の推移と種付け頭数
種付けリストからノーザンファームの期待度が伝わる。ただ想定より牝馬の集まりが悪かったのか、2年目の種付け料はダウンしている。
年度 | 種付け 頭数 |
産駒数 | 種付け料(条件) | サイアー ランキング |
---|---|---|---|---|
2023年 | 満口 | – | 1000万円(受胎確認後) | – |
2022年 | 177頭 | – | 500万円(受胎確認後) | 14位 |
2021年 | 102頭 | – | 300万円(受胎確認後) | 85位 |
2020年 | 92頭 | – | 400万円(受胎確認後) | – |
2019年 | 110頭 | 84頭 | 400万円(受胎確認後) | – |
2018年 | 130頭 | – | 500万円(受胎確認後) | – |
繋養地(牧場)
社台スタリオンステーション
注目幼駒、種付け牝馬
表記と掲載馬の選定について
表記
赤字は牝馬
NFノーザンファーム産
社F社台ファーム産
母G1母親がG1馬(国際格付け)
G1馬G1勝ちの繁殖牝馬
兄G1兄弟がG1馬 ※PCでは()内に主な勝ち鞍を表示
G1産駒産駒がG1馬勝ち
セールセレクトセールなどの取引価格(税抜き)
一口総額一口馬主の募集総額
いずれかに該当するものを掲載
・母親がG1馬
・兄姉がG1馬
・セールの上位3頭
・セール1億円越え
・一口馬主の募集総額上位3頭
・一口馬主の募集総額1億円越え
※情報は適宜更新
赤字は牝馬
NFノーザンファーム産
社F社台ファーム産
母G1母親がG1馬(国際格付け)
G1馬G1勝ちの繁殖牝馬
兄G1兄弟がG1馬 ※PCでは()内に主な勝ち鞍を表示
G1産駒産駒がG1馬勝ち
セールセレクトセールなどの取引価格(税抜き)
一口総額一口馬主の募集総額
いずれかに該当するものを掲載
・母親がG1馬
・兄姉がG1馬
・セールの上位3頭
・セール1億円越え
・一口馬主の募集総額上位3頭
・一口馬主の募集総額1億円越え
※情報は適宜更新
キタサンブラックの2歳産駒(2023年 デビュー予定)
-
サファリミス の2021
NF母G1セール1900万円一口総額2800万円母実績亜1000ギニー
生 産ノーザンファーム
馬 主東京ホースレーシング
調教師木村哲也 (美浦) -
サミター の2021
NF母G1一口総額4000万円母実績愛1000ギニー
兄 ダノンチェイサー(きさらぎ賞-G3)
生 産ノーザンファーム
馬 主サンデーレーシング
調教師清水久詞 (栗東) -
ミスティックリップス の2021
NF母G1セール2600万円母実績独オークス
生 産ノーザンファーム
キタサンブラックの1歳産駒(2024年 デビュー予定)
-
ミスティックリップス の2022
NF母G1セール4700万円母実績独オークス
生 産ノーザンファーム -
アルテリテ の2022
NF母G1母実績ガーデンシティS-米
生 産ノーザンファーム -
ファッションプレート の2022
NF母G1母実績サンタアニタオークス-米
生 産ノーザンファーム
キタサンブラックの2022年種付け繁殖牝馬
- アンティフォナ
NFG1産駒ラウダシオン(NHKマイルC) - エントロピア
G1馬 - キラーグレイシス
NFG1馬G1産駒キラーアビリティ(ホープフルS) - グローバルビューティ
NF - サラフィナ
社FG1馬 - シャトーブランシュ
NFG1産駒イクイノックス(天皇賞秋) - ジェットセッティング
NFG1馬 - ワッツダチャンセズ
G1馬
セレクトセールの主な落札馬
落札額 | 母名 + 生年 | 登録名 | メモ |
---|---|---|---|
1億 9000万円 |
マラコスタムブラダ の2020 |
ジャスティンボルト | 半姉レシステンシア |
1億 6000万円 |
ドナブリーニ の2019 |
メトセラ | 半姉ジェンティルドンナ |
1億 1000万円 |
フリーティングスピリット の2020 |
シュバルツガイスト | |
9000万円 | リアリサトリス の2019 |
ジャスティンスカイ | |
8200万円 | ランドオーバーシー の2021 |
セレクトセール累計額
落札総額 | 落札頭数 | 平均落札額 | 落札率 |
---|---|---|---|
19億 4100万円 |
46 | 4219万円 | 95.8 % |
種牡馬 評価
※中央競馬の平地競走のみを集計
勝馬率 | 35 % | |
---|---|---|
重賞馬 | 3 頭 | |
重賞数 | 4 勝 | |
重賞馬率 | 2.5 % |
G1レーティング ランキング
JRA発表のG1レーティング上位馬(※2002年以降)。牝馬は+4して順位付け。
Rating | 馬名 | レース名 | 開催年 |
---|---|---|---|
124 | イクイノックス | 天皇賞秋 | 2022 |
代表産駒(子供)
2020年産
- ラヴェル(アルテミスS-G3)
- スキルヴィング(青葉賞-G2)
- ソールオリエンス(京成杯-G3)
2019年産
- イクイノックス(天皇賞秋,有馬記念,ドバイSC,宝塚記念)
- ガイアフォース(セントライト記念-G2)
血統(牝系・サイアーライン)
父ブラックタイドはディープインパクトの全兄。切れで勝負するディープインパクト産駒とは異なり、スピードの持続力が持ち味。母父サクラバクシンオーは日本の馬場に向いたスピードを確実に伝える。競争時代はネックとされたが、スピード重視される種牡馬としては大きな強み。基本的にはマイルから中距離を得意とする産駒が多いだろう。
祖母テイズリーの産駒に種牡馬シーズティジー(産駒にBCクラシック連覇のティズナウ)、オトメノイノリ(フェアリーS3着)がいる。
血統表
キタサンブラックの血統表
ブラックタイド
サンデーサイレンス
Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア
Alzao
Burghclere
シュガーハート
サクラバクシンオー
サクラユタカオー
サクラハゴロモ
オトメゴコロ
ジャッジアンジェルーチ
テイズリー
牝系図(fn.9-g)
テイズリー
|オトメゴコロ
||シュガーハート
|||キタサンブラック(ジャパンC,有馬記念,天皇賞春秋,菊花賞,大阪杯)
|オトメゴコロ
||シュガーハート
|||キタサンブラック(ジャパンC,有馬記念,天皇賞春秋,菊花賞,大阪杯)
サイアーライン
Hail to Reason 1958 米
|Roberto 1969 愛
||Kris S. 1977 米
|||シンボリクリスエス 1999
||||エピファネイア 2010
||Silver Hawk 1979 英
|||グラスワンダー 1995
||||スクリーンヒーロー 2004
|||||モーリス 2011
||ブライアンズタイム 1985 米
|||タニノギムレット 1999
|Halo 1969 米
||Devil’s Bag 1981 米
||サンデーサイレンス 1986 米
|||フジキセキ 1992
|||ダンスインザダーク 1993
|||ステイゴールド 1994
||||オルフェーヴル 2008
|||スペシャルウィーク 1995
|||アドマイヤベガ 1996
|||マンハッタンカフェ 1998
|||アグネスゴールド 1998
|||アグネスタキオン 1998
|||ゴールドアリュール 1999
|||ネオユニヴァース 2000
|||ブラックタイド 2001
|||ダイワメジャー 2001
|||ハーツクライ 2001
|||ハットトリック 2001
|||ディープインパクト 2002
||||キズナ 2010
|Roberto 1969 愛
||Kris S. 1977 米
|||シンボリクリスエス 1999
||||エピファネイア 2010
||Silver Hawk 1979 英
|||グラスワンダー 1995
||||スクリーンヒーロー 2004
|||||モーリス 2011
||ブライアンズタイム 1985 米
|||タニノギムレット 1999
|Halo 1969 米
||Devil’s Bag 1981 米
||サンデーサイレンス 1986 米
|||フジキセキ 1992
|||ダンスインザダーク 1993
|||ステイゴールド 1994
||||オルフェーヴル 2008
|||スペシャルウィーク 1995
|||アドマイヤベガ 1996
|||マンハッタンカフェ 1998
|||アグネスゴールド 1998
|||アグネスタキオン 1998
|||ゴールドアリュール 1999
|||ネオユニヴァース 2000
|||ブラックタイド 2001
|||ダイワメジャー 2001
|||ハーツクライ 2001
|||ハットトリック 2001
|||ディープインパクト 2002
||||キズナ 2010