2号族の主な活躍馬を分岐ごとにまとめています。有力牝系については個別に紹介しています。
- 活力のある牝系の発見
- 近親関係の発見
にお役立てください。なお、最近の活躍馬は2009年以降に生まれた重賞馬を対象としています。
目次
ファミリーナンバー 2-b
代表馬
ゼンノロブロイ(ジャパンC,有馬記念,天皇賞秋)2000
近年の活躍馬
スマッシャー(ユニコーンS-G3)
ロックディスタウン(札幌2歳S-G2)
サングレーザー(札幌記念-G2,天皇賞秋2着)
ワンブレスアウェイ(愛知杯-G3)
キャットコイン(クイーンC-G3)
ファミリーナンバー 2-c
代表馬
レーヌミノル(桜花賞)2014
近年の活躍馬
スカーレットカラー(府中牝馬S-G2)
ファミリーナンバー 2-d
代表馬
Northern Dancer(ケンタッキーダービー,プリークネスS)1961 加
Halo(ユナイテドネイションズH-米)1969 米
デインヒル(ヘイドックスプリントC-英,英2000ギニー3着)1986 英
バゴ(凱旋門賞,パリ大賞などG1を5勝)2001 仏
近年の活躍馬
ロンドンプラン(小倉2歳S-G3)
ナムラクレア(シルクロードS-G3,高松宮記念2着)
レモンポップ(フェブラリーS,チャンピオンズC)
トーラスジェミニ(七夕賞-G3)
ダイアトニック(スワンS-G2)
ファンディーナ(フラワーC-G3)
ハートレー(ホープフルS-G2)
タガノアザガル(ファルコンS-G3)
アスカノロマン(東海S-G2)
レッドリヴェール(阪神JF,桜花賞2着)
有力牝系
アルマムード系 1947
牝系を表示する
20世紀の血統地図を塗り替えた最重要牝系。コスマーはサンデーサイレンスの父ヘイローを、ナタルマは大種牡馬ノーザンダンサーを生んだ。ほかにもベーリングの父アークティックターン、英愛仏豪でリーディングサイアーに輝いたデインヒル、凱旋門賞馬バゴなど多彩な馬がひしめく。
|Cosmah(アスタリテS)
||Flamingo Way
|||ダンシングフリー
||||I’m Out
|||||ディソサード
||||||レッドリヴェール(阪神JF,桜花賞2着)
||Royal Match
|||マツチレスネイティヴ
||||ロイヤルコスマー(桜花賞2着)
|||||レディコスマー
||||||マヤノクリオネ
|||||||パッションローズ
||||||||ロンドンプラン(小倉2歳S-G3)
||Queen Sucree
|||ステラーオデッセイ
||||Altair
|||||Aldebaran Light
||||||エスケンデレヤ(ウッドメモリアルS-米)
||Halo(ユナイテドネイションズH-米)
||La Dame Du Lac
|||アルパインスウィフト
||||ローマステーション
|||||ローマンエンパイア(京成杯-G3)
|||Nazoo
||||プリンシピウム
|||||コンゴウリキシオー(マイラーズC-G2)
|Natalma
||Northern Dancer(ケンタッキーダービー,プリークネスS)
||Spring Adieu
|||Razyana
||||デインヒル(ヘイドックスプリントC-英,英2000ギニー3着)
||||Harpia(シャーリージョーンズH-米G3)
|||||Unreachable
||||||レモンポップ(フェブラリーS,チャンピオンズC)
||Raise the Standard
|||Coup de Folie(オマール賞-仏G3)
||||Machiavellian(モルニ賞-仏,サラマンドル賞-仏)
||||Coup de Genie(モルニ賞-仏,サラマンドル賞-仏)
|||||Moonlight’s Box
||||||バゴ(凱旋門賞,パリ大賞などG1を5勝)
|||||Fountain of Peace
||||||サンクイーン2
|||||||ナムラクレア(シルクロードS-G3,高松宮記念2着)
|Bubbling Beauty
||Arctic Tern(ガネー賞-仏)
||Champagne Cocktail
|||Meadow Mist
||||エイシンガイモン(関屋記念-G3,朝日杯3歳S2着)
ファミリーナンバー 2-e
代表馬
ロジック(NHKマイルC)2003
近年の活躍馬
コントラチェック(フラワーC-G3)
ムーンクエイク(京王杯SC-G2)
バウンスシャッセ(フラワーC-G3)
ファミリーナンバー 2-f
代表馬
Nashwan(英ダービー,キングジョージ,エクリプスS)1986 英
ウインクリューガー(NHKマイルC)2000
ディープインパクト(三冠,ジャパンC,有馬記念,天皇賞春,宝塚記念)2002
ジョーカプチーノ(NHKマイルC)2006
クラリティスカイ(NHKマイルC)2012
セイウンコウセイ(高松宮記念)2013
レイデオロ(ダービー,天皇賞秋)2014
近年の活躍馬
ドゥレッツァ(菊花賞)
タマモブラックタイ(ファルコンS-G3)
ライオットガール(レパードS-G3)
モリアーナ(紫苑S-G2)
キングエルメス(京王杯2歳S-G2)
ルフトシュトローム(ニュージーランドT-G2)
サマーセント(マーメイドS-G3)
ハッピーアワー(ファルコンS-G3)
プールヴィル(フィリーズレビュー-G2)
ダノンチェイサー(きさらぎ賞-G3)
レイエンダ(エプソムC-G3)
ジェネラーレウーノ(セントライト記念-G2)
ビリーバー(アイビスSD-G3)
アドマイヤミヤビ(クイーンC-G3)
ロジクライ(富士S-G3)
有力牝系
ウインドインハーヘア系 1971
牝系を表示する
近年日本でもっとも勢いのある牝系のひとつ。日本競馬の至宝ディープインパクトに続き、2頭目のダービー馬レイデオロが誕生したことにより注目度は一層増した。ウインドインハーヘアは9頭の牝馬を生んでおり、当分勢いが衰えることはないだろう。なお、ウインドインハーヘアは妊娠したまま現役を続行したという逸話をもつ。
|ミルフォード(プリンスオブウェールズS-G2)
|Burghclere
||Bella Vitessa
|||バシマー
||||ガルデルスリール
|||||モリアーナ(紫苑S-G2)
||Capo Di Monte
|||Dream Ticket
||||ドリームモーメント
|||||ロジクライ(富士S-G3)
||インヴァイト
|||リザーブシート
||||ソリッドプラチナム(マーメイドS-G3)
|||ウインクリューガー(NHKマイルC)
||ウインドインハーヘア(アラルポカル-独,英オークス2着)
|||レディブロンド
||||ラドラーダ
|||||レイデオロ(ダービー,天皇賞秋)
|||||レイエンダ(エプソムC-G3)
||||ゴルトブリッツ(帝王賞-地)
|||ライクザウインド
||||レディスキッパー
|||||アドマイヤミヤビ(クイーンC-G3)
||||ハワイアンウインド
|||||ルフトシュトローム(ニュージーランドT-G2)
|||ブラックタイド(スプリングS-G2)
|||ディープインパクト(三冠,ジャパンC,有馬記念,天皇賞春,宝塚記念)
|Height of Fashion(プリンスオブウェールズS-英G2)
||Nashwan(英ダービー,キングジョージ,エクリプスS)
||Sarayir
|||Ghanaati(英1000ギニー,コロネーションS-英)
||Nayef(英チャンピオンS,インターナショナルS-英などG1を4勝)
|Highbrow
||Request
|||Ask(コロネーションC-英,ロイヤルオーク賞-英)
パテントリークリア系 1988
牝系を表示する
パテントリークリアは愛米18戦3勝。アメリカの大樹ファームで繁殖入り。産駒の多くは外国産馬として走った。近親にゴーンウエスト(直系孫に米二冠馬スマーティージョーンズ)やノウンファクト(産駒にウォーニング)がいる。
|Taminette
||Amo
|||With Every Wish
||||Oatsee
|||||レディジョアン(アラバマS-米)
||エーピージェット(京成杯-G3)
|Known Fact(英2000ギニー,ミドルパークS-英)
|Secrettame
||Gone West(ドゥワイアS-米)
||サクラセクレテーム
|||サクラオリオン(函館記念-G3)
|Badge of Courage
||パテントリークリア
|||タイキフォーチュン(NHKマイルC)
|||タイキダイヤ(クリスタルC-G3)
||||タイキクラリティ
|||||クラリティスカイ(NHKマイルC)
|||タイキリオン(NZT-G2)
|||オブザーヴァント
||||セイウンコウセイ(高松宮記念)
ファミリーナンバー 2-g
代表馬
Cigar(BCクラシック,ほかG1を11勝)1990 米
近年の活躍馬
トラスト(札幌2歳S-G3)
ファミリーナンバー 2-h
近年の活躍馬
ウインテンダネス(目黒記念-G2)
ファミリーナンバー 2-i
近年の活躍馬
メラグラーナ(オーシャンS-G3)
ファミリーナンバー 2-k
近年の活躍馬
ヤマカツエース(金鯱賞-G2)
ファミリーナンバー 2-n
代表馬
アストンマーチャン(スプリンターズS,阪神JF2着)2004
ジャスタウェイ(天皇賞秋,ドバイDF,安田記念)2009
近年の活躍馬
マイネルグリット(小倉2歳S-G3)
アンジュデジール(JBCレディスクラシック-地)
クルーガー(マイラーズC-G2)
エイシンブルズアイ(オーシャンS-G3)
フォーエバーモア(クイーンC-G3)
ファミリーナンバー 2-o
近年の活躍馬
ノボバカラ(プロキオンS-G3)
ファミリーナンバー 2-p
近年の活躍馬
ロードゴラッソ(シリウスS-G3)
ファミリーナンバー 2-r
代表馬
クロフネ(ジャパンCダート,NHKマイルC)1998
キストゥヘヴン(桜花賞)2003
近年の活躍馬
タイムトゥヘヴン(ダービー卿CT-G3)
ミヤマザクラ(クイーンC-G3)
マウントロブソン(スプリングS-G2)
カフジテイク(根岸S-G3)
ファミリーナンバー 2-s
代表馬
Secretariat(米殿堂馬,米三冠,マンノウォーS)1970 米
ニシノフラワー(桜花賞,スプリンターズS,阪神3歳牝馬S)1989
カネヒキリ(ジャパンCダート2回,フェブラリーSなど地含めG1を7勝)2002
ロードカナロア(安田記念,香港スプリント2回などG1を6勝)2008
ミッキークイーン(オークス,秋華賞)2012
アルアイン(大阪杯,皐月賞)2014
シャフリヤール(ダービー,ドバイシーマC)2018
近年の活躍馬
セットアップ(札幌2歳S-G3)
ブレイディヴェーグ(エリザベス女王杯)
ジャスティンパレス(天皇賞春)
アイアンバローズ(ステイヤーズS-G2)
ニシノデイジー(東京スポーツ杯2歳S-G3)
ネロ(京阪杯-G3)
パレスマリス(ベルモントS-米,メトロポリタンH-米)
有力牝系
サムシングロイヤル系 1952
牝系を表示する
アメリカ伝説の三冠馬セクレタリアトを生んだサムシングロイヤルからひろがる牝系。ニホンピロウイナーの3代前父であるサーゲイロードや現役トップ種牡馬のロードカナロアなど日本競馬にも多くの影響を与える。
|Sir Gaylord(サプリングS-米)
|ファーストファミリー(ガルフストリームパークH-米)
|Syrian Sea(セリマS)
||Alada(シュヴィーH-米G2)
|||Super Luna
||||サラトガデュー(ガゼルH-米,ベンダムS-米)
|||||レディブラッサム
||||||ロードカナロア(安田記念,香港スプリント2回などG1を6勝)
|The Bride
||Fabulous Fraud
|||デユプリシト
||||ニシノフラワー(桜花賞,スプリンターズS,阪神3歳牝馬S)
|||||ニシノミライ
||||||ニシノヒナギク
|||||||ニシノデイジー(東京スポーツ杯2歳S-G3)
||||ニシノタカラヅカ
|||||ネロ(京阪杯-G3)
|Secretariat(米殿堂馬,米三冠,マンノウォーS)
ファミリーナンバー 2-u
代表馬
ビッグウィーク(菊花賞)2007
近年の活躍馬
ドレッドノータス(京都大賞典-G2)
ディアデラマドレ(府中牝馬S-G2)
ファミリーナンバー 2-w
代表馬
ソダシ(桜花賞,ヴィクトリアM,阪神JF)2018
近年の活躍馬
ママコチャ(スプリンターズS)
メイケイエール(チューリップ賞-G3)
ハヤヤッコ(函館記念-G3)
ナックビーナス(キーンランドC-G3)
有力牝系
シラユキヒメ系 1996
牝系を表示する
サンデーサイレンス産駒の白毛シラユキヒメからひろがる血統。どうしても毛色の話題が先行となるが、ソダシが白毛馬として世界初のG1馬に輝き、その競争能力の高さも認められるところとなった。白毛馬からは半分の確率で白毛馬が誕生することもあり、白毛も実績馬も続々と誕生。表中メイケイエール以外は白毛馬である。
|ユキチャン(関東オークス-地G2)
||シロインジャー
|||メイケイエール(チューリップ賞-G3)
|マシュマロ
||ハヤヤッコ(函館記念-G3)
|ブチコ
||ソダシ(桜花賞,ヴィクトリアM,阪神JF)
||ママコチャ(スプリンターズS)