ファミリーナンバー

ファミリーナンバー 4号族(fn.4)【競馬/血統/牝系】

4号族の主な活躍馬を分岐ごとにまとめています。有力牝系については個別に紹介しています。

  • 活力のある牝系の発見
  • 近親関係の発見

にお役立てください。なお、最近の活躍馬は2009年以降に生まれた重賞馬を対象としています。

ファミリーナンバー 4

近年の活躍馬

マーブルカテドラル(アルテミスS-G)

ファミリーナンバー 4-c

代表馬

スマイルトゥモロー(オークス)1999

近年の活躍馬

マイネルミラノ(函館記念-G3)

ファミリーナンバー 4-d

代表馬

シンコウラブリイ(マイルCS)1989
レガシーワールド(ジャパンC,有馬記念2着)1989
タイキシャトル(ジャックルマロワ賞-仏,安田記念などG1を5勝)1994
ダイワメジャー(天皇賞秋,皐月賞,安田記念,マイルCS2回)2001
ダイワスカーレット(有馬記念,桜花賞,秋華賞,エリザベス女王杯)2004

近年の活躍馬

チェルヴィニア(アルテミスS-G3)
ノッキングポイント(新潟記念-G3)
ブトンドール(函館2歳S-G3)
ライラック(フェアリーS-G3)
サブライムアンセム(フィリーズレビュー-G2)
ミスニューヨーク(ターコイズS-G3)
ブラックホール(札幌2歳S-G3)
ゲンパチルシファー(プロキオンS-G3)
ロードマイウェイ(チャレンジC-G3)
ムイトオブリガード(アルゼンチン共和国杯-G2)

ヒガシウィルウィン(ジャパンダートダービー-地)
ブレイブスマッシュ(サウジアラビアRC-G)
チェッキーノ(フローラS-G2,オークス2着)
ホウライアキコ(デイリー杯2歳S-G2)
コディーノ(東京スポーツ杯2歳S-G3,朝日杯FS2着)

有力牝系

アズリン系1957

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アズリンは英愛17戦3勝、愛1000ギニー3着の実績。牝系の重賞勝ち馬には、藤沢厩舎で活躍した外国産馬の名前が並ぶ。近親の馬を多く手掛けることは、それだけ牝系に対する理解も深まり、育成にも活きてくる。

シンコウラブリイは藤沢調教師にとってのはじめての重賞馬。ヤマニンゼファーなど並み居る牡馬を相手に、15戦して馬券外となったのはわずかに1回だけと抜群の安定感を誇った。

Azurine(ロイヤルホイップS-愛)
Contrail
||Muffitys
|||ウェルシュマフィン
||||タイキシャトル(ジャックルマロワ賞-仏,安田記念などG1を5勝)
|||ビバムール
||||ピースオブワールド(阪神JF)
|||||Wolfe(クーンジーC-豪G3)
Madelon
||ロイコン
|||ハッピートレイルズ
||||シンコウラブリイ(マイルCS)
|||||ロードクロノス(中京記念-G3)
|||||レディミューズ
||||||シンメイフジ(新潟2歳S-G3)
||||||フェリス
|||||||ロードマイウェイ(チャレンジC-G3)
|||||ピサノグラフ
||||||ムイトオブリガード(アルゼンチン共和国杯-G2)
||||タイキマーシャル(エプソムC-G3)
||||サンタフェトレイル
|||||キングストレイル(セントライト記念-G2)
||||ハッピーパス(京都牝馬S-G3)
|||||パストフォリア
||||||サブライムアンセム(フィリーズレビュー-G2)
|||||コディーノ(東京スポーツ杯2歳S-G3,朝日杯FS2着)
|||||チェッキーノ(フローラS-G2,オークス2着)
||||||ノッキングポイント(新潟記念-G3)
||||||チェルヴィニア(アルテミスS-G3)
|||ロイヤルブライド
||||タイキエルドラド(アルゼンチン共和杯-G2)
||||タイキトレジャー(函館スプリントS-G3)
||||タイキステラ
|||||ラブリイステラ
||||||ゲンパチルシファー(プロキオンS-G3)

スカーレットインク系1971

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別称、スカーレット一族。スカーレットインクは米1戦未勝利。社台ファームが安価で購入し輸入した。血を繋ぐ娘のブルー、リボン、ローズ、ブーケはいずれもノーザンテースト産駒。

スカーレットインクの3代前ユアホステスは名牝系の祖として知られている。マジェスティックプリンス(米2冠)、セクレト(英ダービー)、リアルクアイエット(米2冠)らが子孫にあたる。

スカーレットインク
スカーレットブルー
||アナスミラビリス
|||トーセンスマッシュ
||||ブレイブスマッシュ(サウジアラビアRC-G)
||フェスタデルドンナ
|||クォークスター(セントライト記念-G2)
||ブルーリッジリバー(桜花賞2着)
|||ヴィーヴァブーケ
||||ブラックホール(札幌2歳S-G3)
||||ライラック(フェアリーS-G3)
スカーレットリボン(4歳牝馬特別-G2)
スカーレットローズ
||スカーレットレディ
|||サカラート(東海S-G2)
|||ヴァーミリアン(ジャパンCダート,東京大賞典-地)
|||キングスエンブレム(シリウスS-G3)
|||ソリタリーキング(東海S-G2)
スカーレットブーケ(京都牝馬特別-G3)
||ダイワルージュ(阪神3歳牝馬S2着)
|||ダイワファルコン(福島記念-G3)
||ダイワメジャー(天皇賞秋,皐月賞,安田記念,マイルCS2回)
||ダイワスカーレット(有馬記念,桜花賞,秋華賞,エリザベス女王杯)


ファミリーナンバー 4-f

近年の活躍馬

オーヴェルニュ(東海S-G2)

ファミリーナンバー 4-g

代表馬

ジェニュイン(皐月賞,マイルCS)1992
ティコティコタック(秋華賞)1997
アサクサキングス(菊花賞,ダービー2着)2004

近年の活躍馬

エメラルファイト(スプリングS-G2)
クリノスターオー(平安S-G3)

ファミリーナンバー 4-h

近年の活躍馬

ステラリア(福島牝馬S-G3)

ファミリーナンバー 4-i

代表馬

ファルブラヴ(ジャパンC,エクリプスS-英などG1を8勝)1998
ヒルノダムール(天皇賞春)2007

近年の活躍馬

トウシンマカオ(京阪杯-G3)
カテドラル(京王杯AH-G3)
タツゴウゲキ(新潟記念-G3)
オジュウチョウサン(中山大障害3回,中山グランドジャンプ6回)
ジェベルムーサ(エルムS-G3)
ケイアイチョウサン(ラジオNIKKEI賞-G3)

ファミリーナンバー 4-k

近年の活躍馬

ジャックドール(大阪杯)
エヒト(七夕賞-G3)
モズベッロ(日経新春杯-G2,大阪杯2着)
ゴーフォザサミット(青葉賞-G2)
ボールライトニング(京王杯2歳S-G2)

ファミリーナンバー 4-l

代表馬

アドマイヤマーズ(香港マイル,NHKマイルC)2016

近年の活躍馬

ラインミーティア(アイビスSD-G3)

ファミリーナンバー 4-m

代表馬

アンバーシャダイ(有馬記念,天皇賞春)1977
サクラバクシンオー(スプリンターズS2回)1989
フレンチデピュティ(ジェロームH-米G2)1992
Unbridled’s Song(BCジュベナイル,フロリダダービー-米)1993
シルクジャスティス(有馬記念,ダービー2着)1994
テイエムオペラオー(ジャパンC,有馬記念,天皇賞春秋などG1を7勝)1996
Dubai Millennium(ドバイワールドC,Qエリザベス2世C-英などG1を4勝)1996
ブルーメンブラット(マイルCS)2003
カワカミプリンセス(オークス,秋華賞)2003
エスポワールシチー(ジャパンCダート,フェブラリーSなど地含めG1を9勝)2005

レジネッタ(桜花賞)2005
Enable(凱旋門賞2回,キングジョージ,BCターフ,英愛オークス)2014
インティ(フェブラリーS)2014

近年の活躍馬

シュトラウス(東京スポーツ杯2歳S-G2)
オオバンブルマイ(京王杯2歳S-G2)
ビアンフェ(函館スプリントS-G3)
フィリアプーラ(フェアリーS-G3)
レピアーウィット(マーチS-G3)
ラブカンプー(CBC賞-G2,スプリンターズS2着)
プラチナムバレット(京都新聞杯-G2)
サトノアーサー(エプソムC-G3)
モンドキャンノ(京王杯2歳S-G2,朝日杯FS)
キングハート(オーシャンS-G3)

ブランボヌール(キーンランドC-G3)
アジアエクスプレス(朝日杯FS)
ガリバルディ(中京記念-G3)
スマートレイアー(京都大賞典-G2,秋華賞2着)
インパルスヒーロー(ファルコンS-G3,NHKマイルC2着)

有力牝系

クリアアンバー系 1967

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クリアアンバーは米29戦3勝。社台ファームがアメリカのセリで繁殖牝馬として購入した。代表産駒であるアンバーシャダイの活躍もあり、ノーザンテーストと多く配合され、その枝葉を伸ばした。

スプリント王サクラバクシンオーは長距離G1で力を発揮したキタサンブラックの母父でもあるが、牝系からは距離をこなせる土壌があったことが読み取れる。

クリアアンバー
|アンバーシャダイ(有馬記念,天皇賞春)
ダイナアンバー
||メインゲスト
|||ファストタテヤマ(京都新聞杯-G2,菊花賞2着)
ダイナクラシック
||イブキマイカグラ(阪神3歳S,菊花賞2着)
||クラシカルテースト
|||インパルスヒーロー(ファルコンS-G3,NHKマイルC2着)
サクラハゴロモ
||サクラバクシンオー(スプリンターズS2回)
||ラトラヴィアータ
|||プリンセスカメリア
||||アルフレード(朝日杯FS)
||||フィリアプーラ(フェアリーS-G3)

フォールアスペン系 1976

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世界の名牝系。フォールアスペンは産駒8頭が重賞勝ちを収めた指折りの繁殖牝馬。日本に馴染みのない馬は省いているが、欧州のG1馬が多数誕生しているファミリー。孫の代に、世界の名手デットーリが「これまでで最高の馬」と評したドバイミレニアムがいる。

Fall Aspen(メイトロンS-米)
Northern Aspen(ゲイムリーH-米)
||マクダヴィア
|||アスペンリーフ
||||レジネッタ(桜花賞)
Colorado Dancer(ポモーヌ賞-仏G2)
||Dubai Millennium(ドバイワールドC,Qエリザベス2世C-英などG1を4勝)
|ティンバーカントリー(プリークネスS,BCジュベナイル)

ファミリーナンバー 4-n

代表馬

Hail to Reason(グレイトアメリカンS-米,ホープフルS-米)1958
Treve(凱旋門賞2回,仏オークスなどG1を6勝)2010
イスラボニータ(皐月賞,ダービー2着)2011
ミッキーロケット(宝塚記念)2013
ディーマジェスティ(皐月賞)2013
タワーオブロンドン(スプリンターズS)2015

近年の活躍馬

ウォーターナビレラ(ファンタジーS-G3,桜花賞2着)
ヨーホーレイク(日経新春杯-G2)
オセアグレイト(ステイヤーズS-G2)
ディアンドル(福島牝馬S-G3)
カミノタサハラ(弥生賞-G2)

有力牝系

マルガレーテン系 1974

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マルガレーゼンは米64戦16勝、主な勝ち鞍はマーゲイトH。代表産駒のトリリオンは凱旋門賞などG1での2着が10回ある。産駒は8頭のうち7頭が牝馬で、多くがその子孫からも一流馬を輩出している。その枝葉は伸び続け、まさに世界の名牝系といえる存在。

代表馬に凱旋門賞連覇のトレヴ、鉄の女トリプティク、英愛ダービー馬ジェネラスなど。日本でも近年G1馬が誕生している。

Margarethen(マーゲイトH-米)
Margravine
||Margie Belle
|||ミルド
||||クロカミ(府中牝馬S-G3)
|||||クロウキャニオン
||||||ボレアス(レパードS-G3,ジャパンダートダービー2着-地)
||||||カミノタサハラ(弥生賞-G2)
||||||ヨーホーレイク(日経新春杯-G2)
Prix
||Vintage
|||Wild Vintage
||||Bullish Luck(安田記念,チャンピオンズマイル2回-香など)
Trillion(ガネー賞-仏,凱旋門賞2着)
||Trevilla
|||Sine Labe
||||Sabeline
|||||トリリオンカット(朝日CC-G3)
|||Trevillari
||||Trevise
|||||Treve(凱旋門賞2回,仏オークスなどG1を6勝)
||Triptych(英チャンピオンS,コロネーションCなどG1を9勝)
||Barger(ヴィントー賞-仏G3)
|||Baya(グロット賞-仏G3,仏オークス2着)
||||ファーザ
|||||フリオーソ(帝王賞2回-地,川崎記念-など地のG1を6勝)
Hail Maggie
||Flood
|||Sabria
||||Sabreon
|||||マネーキャントバイミーラヴ
||||||ミッキーロケット(宝塚記念)
||テイブンエンジェル
|||カーネギーダイアン(青葉賞-G2)
Doff the Derby
||Wedding Bouquet(愛パークS-G3)
|||Ventura
||||Moonlight Cloud(ジャックルマロワ賞-仏,などG1を6勝)
||ジェネラス(英愛ダービー,キングジョージ)
||オースミタイクーン(マイラーズC-G2)
||マチカネベニザクラ
|||マチカネオーラ(中京記念-G3)
||シンコウエルメス
|||エルメスティアラ
||||ディーマジェスティ(皐月賞)
|||ブルーダヌーブ
||||オセアグレイト(ステイヤーズS-G2)
|||スノーパイン
||||タワーオブロンドン(スプリンターズS)

ファミリーナンバー 4-p

代表馬

メイショウドトウ(宝塚記念)1996

ファミリーナンバー 4-r

代表馬

Nearco(パリ大賞典-仏,伊ダービー,ミラノ大賞典-伊)1935
ブライアンズタイム(フロリダダービー-米,ペガサスH-米)1985
エンドスウィープ(ジャージーショアS-米G3)1991
メジロブライト(天皇賞春,有馬記念2着)1994
エアシャカール(皐月賞,菊花賞)1997
イングランディーレ(天皇賞春)1999
エアメサイア(秋華賞,オークス2着)2002
コイウタ(ヴィクトリアM)2003
Zenyatta(BCクラシック,ヴァニティH3回-米などG1を13勝)2004
クィーンスプマンテ(エリザベス女王杯)2004

サクセスブロッケン(フェブラリーS)2005
ノヴェリスト(キングジョージ,サンクルー大賞-仏,バーデン大賞-独)2009
レッツゴードンキ(桜花賞,スプリンターズS2着)2012
モズアスコット(安田記念,フェブラリーS)2014
ワグネリアン(ダービー)2015
ダノンスマッシュ(高松宮記念,香港スプリント)2015

近年の活躍馬

カルチャーデイ(ファンタジーS-G3)
マスクトディーヴァ(ローズS-G2,秋華賞2着)
ベラジオオペラ(スプリングS-G2)
プラダリア(青葉賞-G2)
マリアエレーナ(小倉記念-G3)
ファインルージュ(紫苑S-G3,秋華賞2着)
ステラヴェローチェ(神戸新聞杯-G2,朝日杯FS2着)
シャムロックヒル(マーメイドS-G3)
マイラプソディ(京都2歳S-G3)
レッドアネモス(クイーンS-G3)

サラス(マーメイドS-G3)
カンタービレ(ローズS-G2)
サンライズソア(平安S-G3,ジャパンダートダービー2着-地)
エアウィンザー(チャレンジC-G3)
ヴァンキッシュラン(青葉賞-G2)
シャケトラ(日経賞-G2)
エアスピネル(デイリー杯2歳S-G2,マイルCS2着)
エアアンセム(函館記念-G3)
ザラストロ(新潟2歳S-G3)

有力牝系

ヴアインゴールド系 1979

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ヴアインゴールドは米14戦3勝、G3ガーデニアSを勝っている。父はミスタープロスペクター。ひろく枝分かれしており、今後の活躍が期待される牝系。ファミリーには重賞で上位の実績がある馬も多く、下表以外の馬ではアグネスアーク(天皇賞秋2着)、ベールドインパクト(京都新聞杯2着)などがいる。

ヴアインゴールド(ガーデニアS-米G3)
ベルセゾン
||マチカネハヤテ
|||レッドアネモス(クイーンS-G3)
ビハインドザマスク(スワンS-G2)
||アメーリア
|||サンライズソア(平安S-G3,ジャパンダートダービー2着-地)
||マスクオフ
|||マスクトディーヴァ(ローズS-G2,秋華賞2着)
ヴァイオレットラブ
||コイウタ(ヴィクトリアM)

アイドリームドアドリーム系 1987

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アイドリームアドリームは米22戦2勝。キーンランドの繁殖セールで社台グループに購入された。活躍馬にはエアの冠名で知られるラッキーフィールドの馬が並ぶ。

代表馬のエアシャカールは、皐月賞と菊花賞を制し、ダービーはわずか7cm差の2着の準三冠馬。引退後まもなく放牧中の事故で亡くなり、産駒は4頭の牝馬のみとなった。

Golden Trail
On the Trail
||Tobacco Trail
|||Hidden Trail
||||アイドリームドアドリーム
|||||エアデジャヴー(クイーンS-G3,オークス2着)
||||||エアシェイディ(AJCC-G2)
||||||エアメサイア(秋華賞,オークス2着)
|||||||エアスピネル(デイリー杯2歳S-G2,マイルCS2着)
|||||||エアウィンザー(チャレンジC-G3)
||||||エアマグダラ
|||||||エアアンセム(函館記念-G3)
|||||||エアルーティーン
||||||||ベラジオオペラ(スプリングS-G2)
|||||エアシャカール(皐月賞,菊花賞)
|||||エアラグーン
||||||エアソミュール(毎日王冠-G2)
Outward Sunshine
||サンシャインフォーエヴァー(マンノウォーS-米,などG1を3勝)
Kelley’s Day
||ブライアンズタイム(フロリダダービー-米,ペガサスH-米)