ファミリーナンバー

ファミリーナンバー 9号族(fn.9)【競馬/血統/牝系】

9号族の主な活躍馬を分岐ごとにまとめています。有力牝系については個別に紹介しています。

  • 活力のある牝系の発見
  • 近親関係の発見

にお役立てください。なお、最近の活躍馬は2009年以降に生まれた重賞馬を対象としています。

ファミリーナンバー 9

代表馬

パントレセレブル(凱旋門賞,仏ダービー,パリ大賞-仏)1994

ファミリーナンバー 9-a

代表馬

サイレンススズカ(宝塚記念)1994
カンパニー(天皇賞秋,マイルCS)2001
トーセンジョーダン(天皇賞秋,ジャパンC2着)2006

近年の活躍馬

タスティエーラ(ダービー,皐月賞2着)
ウインマーベル(葵S-G3,スプリンターズS2着)
センテリュオ(オールカマー-G2)

有力牝系

クラフテイワイフ 系1985

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クラフティワイフは米22戦7勝。主にノーザンテーストとの配合で活躍馬を量産した。G1馬こそいないが、産駒は中央競馬で計55勝をあげている。初仔ブリリアントベリーも繁殖牝馬として優秀で、代表産駒に8歳でG1馬となったカンパニーがいる。

クラフテイワイフ
ブリリアントベリー
||レニングラード(アルゼンチン共和国杯-G2)
||カンパニー(天皇賞秋,マイルCS)
||ヒストリカル(毎日杯-G3)
|ビッグショウリ(マイラーズC-G2)
キョウエイフォルテ
||フォルテピアノ
|||パルティトゥーラ
||||タスティエーラ(ダービー,皐月賞2着)
エヴリウィスパー
||アドマイヤキラメキ
|||トーセンスターダム(エミレーツS-豪,トゥーラクH-豪,きさらぎ賞-G3)
|||センテリュオ(オールカマー-G2)
||トーセンジョーダン(天皇賞秋,ジャパンC2着)
||トーセンホマレボシ(京都新聞杯-G2)

ファミリーナンバー 9-b

近年の活躍馬

アスコリピチェーノ(阪神JF)
エミュー(フラワーC-G3)
カワキタエンカ(中山牝馬S-G3)
タッチングスピーチ(ローズS-G2)

ファミリーナンバー 9-c

代表馬

Nasrullah(英チャンピオンS)1940
Royal Charger(クイーンアンS-英)1942
ミホシンザン(天皇賞春,皐月賞,菊花賞)1982
ホクトベガ(エリザベス女王杯,帝王賞-地)1990
タニノギムレット(ダービー,NHKマイルC)1999
Dylan Thomas(凱旋門賞,キングジョージなどG1を6勝)2003
Zarkava(凱旋門賞,仏オークスなどG1を5勝)2005
メイショウマンボ(オークス,秋華賞,エリザベス女王杯)2010
レッドファルクス(スプリンターズS2回)2011
Golden Horn(凱旋門賞,英ダービーなどG1を4勝)2012

ブラストワンピース(有馬記念)2015
タイトルホルダー(宝塚記念,菊花賞,天皇賞春)2018

近年の活躍馬

ジャスティンロック(京都2歳S-G3)
ハギノアレグリアス(シリウスS-G3)
リッカルド(エルムS-G3)
ハギノハイブリッド(京都新聞杯-G2)

有力牝系

ムムタズマハル 系1921

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ムムタズハマルはイギリスで走った早熟のスプリンターであり、20世紀を代表する繁殖牝馬の1頭。産駒のなかでマーマハルムムタズビガムラストムハハルの3頭がその系譜をひろげた。

後世に大きな影響を残したナスルーラサンデーサイレンスの4代前父ロイヤルチャージャーなどの歴史的な種牡馬、近年では凱旋門賞など7戦7勝の牝馬ザルカヴァ、2015年欧州年度代表馬ゴールデンホーン、日本馬ではダービーを制したタニノギムレット、逃げが真骨頂のタイトルホルダーなど数多くの名馬が属する。

Mumtaz Mahal(ナンソープS-英,シャンペンS-英)
Mah Mahal
||Mah Iran
|||Star of Iran
||||Petite Etoile(英オークス,英チャンピオンSなど)
|||||Zahra
||||||Zarna
|||||||Zarkana
||||||||Zarkasha
|||||||||Zarkava(凱旋門賞,仏オークスなどG1を5勝)
|||Mah Behar
||||Nucciolina
|||||アリアーン
||||||キョウエイシラユキ
|||||||ケイシュウハーブ
||||||||スマートファルコン(東京大賞典2回-地,帝王賞-地など地のG1を6勝)
||Mbale
|||Flavia
||||Flaxen
|||||タニノシーバード
||||||タニノクリスタル
|||||||タニノカリス
||||||||ハギノアレグリアス(シリウスS-G3)
|||||||タニノギムレット(ダービー,NHKマイルC)
Mumtaz Begum
||Sun Princess 1937
|||Royal Charger(クイーンアンS-英)
|||Tessa Gillian
||||Courtessa
|||||Lora
||||||Lora’s Guest
|||||||Top Table
||||||||メーヴェ
|||||||||タイトルホルダー(宝塚記念,菊花賞,天皇賞春)
||||||Loralane
|||||||Nuryana
||||||||Fleche D’Or
|||||||||Golden Horn(凱旋門賞,英ダービーなどG1を4勝)
||Dodoma
|||Diableretta(クイーンメアリーS-英)
||||Ginetta(仏1000ギニー,ムーランドロンシャン賞-仏)
|||||Nasreen
||||||Sharmeen
|||||||Shergar(英愛ダービー,キングジョージ)
||Nasrullah(英チャンピオンS)
||Rivaz(ジュライC-英)
|||Palariva(キングズスタンドS-英)
||||Atrevida
|||||シャークスキン
||||||クールフェアー
|||||||タケノファルコン
||||||||ホクトベガ(エリザベス女王杯,帝王賞-地)
||Malindi
|||Chandelle
||||Oh So Fair
|||||Oh So Sharp(英牝馬三冠)

レガシーオブストレングス 系1982

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レガシーオブストレングスは米17戦1勝。

スティンガーは重賞5勝。桜花賞はぶつけで挑み(1番人気12着)、3歳秋に秋華賞ではなく天皇賞に挑戦(8番人気4着)するという現代風のローテーション。2年間アメリカで繁殖を行い、キングマンボスマーティジョーンズの産駒がいる。

レガシーオブストレングス
サイレントハピネス(ローズS-G2)
||ハッピーペインター
|||ハギノハイブリッド(京都新聞杯-G2)
||サイレントメロディ(マーチS-G3)
スティンガー(阪神3歳牝馬S)
ベルモット
||レッドファルクス(スプリンターズS2回)
リトミックダンス
||フォーエバーマーク(キーンランドC-G3)
|アーバニティ(オーシャンS-G3)

ファミリーナンバー 9-e

代表馬

Daylami(キングジョージ,BCターフなどG1を7勝)1994
Dubawi(愛2000ギニー,ジャックルマロワ賞-仏)2002
リトルアマポーラ(エリザベス女王杯)2005
ホッコータルマエ(チャンピオンズC,東京大賞典2回など地含めG1を10勝)2009
ケイアイノーテック(NHKマイルC)2015
セリフォス(マイルCS,安田記念2着)2019

近年の活躍馬

ジャンタルマンタル(デイリー杯2歳S-G2)
プルパレイ(ファルコンS-G3)
ファストフォース(高松宮記念)
クレッシェンドラヴ(福島記念-G3)
メートルダール(中日新聞杯-G3)
タガノグランパ(ファルコンS-G3)
アデイインザライフ(新潟記念-G3)
メイケイペガスター(共同通信杯-G3)

ファミリーナンバー 9-f

代表馬

メジロラモーヌ(牝馬三冠)1983
ベガ(桜花賞,オークス)1990
チョウカイキャロル(オークス,エリザベス女王杯2着)1991
エリモシック(エリザベス女王杯)1993
トゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯,ドバイワールドC2着)1996
アドマイヤベガ(ダービー)1996
アドマイヤマックス(高松宮記念,安田記念2着)1999
アドマイヤドン(フェブラリーS,朝日杯FSなど地含めG1を7勝)1999
ラインクラフト(桜花賞,NHKマイルC)2002
ソングオブウインド(菊花賞)2003

アパパネ(牝馬三冠,ヴィクトリアM,阪神JF)2007
マルセリーナ(桜花賞)2008
アユサン(桜花賞)2010
ハープスター(桜花賞,オークス2着)2011
ルヴァンスレーヴ(チャンピオンズC)2015
グローリーヴェイズ(香港ヴァーズ,天皇賞春2着)2015
チュウワウィザード(チャンピオンズC,ドバイワールドC2着)2015
ダノンキングリー(安田記念,ダービー2着)2016
アカイトリノムスメ(秋華賞)2018
ダノンスコーピオン(マイルC)2019

近年の活躍馬

ゴンバデカーブース(サウジアラビアRC-G3)
エルトンバローズ(毎日王冠-G2)
ドルチェモア(朝日杯FS)
アグリ(阪急杯-G3)
ウイングレイテスト(スワンS-G2)
ヒートオンビート(目黒記念-G2)
ウシュバテソーロ(ドバイワールドC,東京大賞典-地)
パンサラッサ(中山記念-G2,ドバイターフ,サウジC)
ラストドラフト(京成杯-G3)
フェアリーポルカ(中山牝馬S-G3)

クラージュゲリエ(京都2歳S-G3)
リオンリオン(青葉賞-G2)
ジョーストリクトリ(NZT-G2)
レッドアンシェル(CBC賞-G3)
コウソクストレート(ファルコンS-G3)
プロフェット(京成杯-G3)
ブラックムーン(京都金杯-G3)
トーセンビクトリー(中山牝馬S-G3)
アクティブミノル(セントウルS-G2)
タガノエスプレッソ(デイリー杯2歳S-G2)

トゥザワールド(弥生賞-G2,有馬記念2着)
メドウラーク(七夕賞-G3)
サトノルパン(京阪杯-G3)
タガノトネール(武蔵野S-G3)
サトノノブレス(日経新春杯-G2)
レッドアリオン(マイラーズC-G2)
コレクターアイテム(アルテミスS-G)
デニムアンドルビー(ローズS-G2,ジャパンC2着)

有力牝系

アマゾンウォリアー系1960

アマゾンウォリアーに競走実績はなく、1965年に輸入された。アサマユリシエリルと同じくメジロ牧場を代表する基礎繁殖牝馬である。

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アマゾンウォリアー
メジロヒリュウ
||メジロラモーヌ(牝馬三冠)
|||メジロリベーラ
||||メジロレーマー
|||||フィールドルージュ(川崎記念-地,ジャパンCダート2着)
||||メジロシルビア
|||||メジロアリス
||||||コウソクストレート(ファルコンS-G3)
|||メジロルバート
||||メジロツボネ
|||||グローリーヴェイズ(香港ヴァーズ,天皇賞春2着)
||メジロマーリン
|||メジロランバダ(日経新春杯-G2)
||メジロアルダン(高松宮杯-G2,ダービー2着)
|メジロイーグル(京都新聞杯)

ファンシミン系1967

ファンシミンは米26戦3勝。1972年に社台グループが輸入した。直仔に目立った活躍はないが、孫の代以降に重賞馬が誕生した。複数系統でひろがりをみせ、社台の基礎繁殖牝馬の1頭といえる存在。ソングオブウインドを除く重賞馬のすべてにノーザンテーストの血がはいっている。

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ファンシミン
シヤダイマイン
||ダイナシュート(京成杯3歳S-G2)
|||マストビーラヴド
||||ラインクラフト(桜花賞,NHKマイルC)
||||アドマイヤロイヤル(プロキオンS-G3)
|||アドマイヤマックス(高松宮記念,安田記念2着)
||サマーワイン
|||メモリアルサマー
||||ソングオブウインド(菊花賞)
ファンシーダイナ
||ダイナフェアリー(オールカマー-G3)
|||ダイイチリカー
||||ダイイチアピール
|||||ホクトスルタン(目黒記念-G2)
|||||ドリームシグナル(シンザン記念-G3)
|||セプテンバーソング
||||オータムブリーズ
|||||マエストラーレ
||||||ルヴァンスレーヴ(チャンピオンズC)
|||||チュウワブロッサム
||||||チュウワウィザード(チャンピオンズC,ドバイワールドC2着)
|||サマーサスピション(青葉賞-G3)
|||ローゼンカバリー(セントライト記念-G2)
ハイネスポート
||ダンスクィーン
|||トウケイヘイロー(札幌記念-G2)

アンティックヴァリュー系1979

アンティックヴァリューはアメリカ産の牝馬で競走歴はなし。父は大種牡馬ノーザンダンサー。日本に輸入され最初に生んだ仔ベガが牝馬2冠を制するなど活躍。ベガは母としても極めて優秀で、デビューした4頭の牡馬うち3頭がG1が勝利、残るキャプテンベガも重賞で2着した。ベガが生んだ唯一の牝馬ヒストリックスターは桜花賞馬ハープスターを送り出し、母系を繋いでいる。

牝系を表示する
アンティックヴァリュー
オールドスタッフ
||クライングフォーモア
|||クライウィズジョイ
||||サトノノブレス(日経新春杯-G2)
||Antique Auction
|||インディアナカーヴ
||||エクセラントカーヴ(京王杯AH-G3)
|||ネットオークション
||||コレクターアイテム(アルテミスS-G)
ニュースヴァリュー
||ショウナンカラット
|||エルトンバローズ(毎日王冠-G2)
ベガ(桜花賞,オークス)
||アドマイヤベガ(ダービー)
||アドマイヤボス(セントライト記念-G2)
||アドマイヤドン(フェブラリーS,朝日杯FSなど地含めG1を7勝)
||ヒストリックスター
|||ハープスター(桜花賞,オークス2着)
|マックロウ(京都記念-G2)

フェアリードール系1991

アメリカ発祥のアフェクション牝系からエスカッチオン以後を抜き出した。日本で活力ある牝系として知られるのは、フェアリードール系とデプグリーフ系。

フェアリードールはフランスで1戦未勝利。初仔のトゥザヴィクトリーがG1を沸かせたが、繁殖としても実績十分。大物誕生の予感を漂わせる、発展途上の牝系。ちなみにトゥザヴィクトリーの3番仔、牝馬ディナシーはセレクトセールで6億円で競り落とされたので有名。現役時代は未出走に終わったが、母として一族に貢献したい。

デプグリーフはアメリカ産で競走歴はない。孫にあたるエリモピクシーの産駒がマイル重賞の常連だ。

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Escutcheon(アラバマS-米)
Ulalume
||Jersey Isle
|||Milk Maid Lucy
||||Easterborn
|||||Alvarada
||||||Piper Piper
|||||||ソルティビッド
||||||||アパパネ(牝馬三冠,ヴィクトリアM,阪神JF)
|||||||||アカイトリノムスメ(秋華賞)
Strange Device
||Most Likely
|||Likely Swap
||||Likely Exchange(デラウェアH-米)
|||||Dream Deal(モンマスオークス-米)
||||||フェアリードール
|||||||トゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯,ドバイワールドC2着)
||||||||アゲヒバリ
|||||||||メドウラーク(七夕賞-G3)
|||||||||リオンリオン(青葉賞-G2)
||||||||トゥザグローリー(日経賞-G2)
||||||||トゥザワールド(弥生賞-G2,有馬記念2着)
||||||||トーセンビクトリー(中山牝馬S-G3)
|||||||ビスクドール
||||||||ジュモー
|||||||||プロフェット(京成杯-G3)
|||||||||クラージュゲリエ(京都2歳S-G3)
|||||||サイレントディール(シンザン記念-G3,フェブラリーS2着)
|||||||ベネンシアドール
||||||||デニムアンドルビー(ローズS-G2,ジャパンC2着)
|||||||フェアリーダンス
||||||||フェアリーポルカ(中山牝馬S-G3)
|||||ヘバ
||||||フィバリッシュ
|||||||タガノレヴェントン
||||||||タガノトネール(武蔵野S-G3)
||||||||タガノエスプレッソ(デイリー杯2歳S-G2)
||||||ヘッドライナー(CBC賞-G3)
Bourtai
||Banta
|||Golden Sari
||||Royal Folly
|||||Royal Revels
||||||ロイヤルリフ
|||||||ピエナアマゾン
||||||||アクティブミノル(セントウルS-G2)
||Delta(アーリントンメイトロンH-米)
|||Basin
||||Mia Karina
|||||Magnificient Style(ミュージドラS-英G3)
||||||スタイルリスティック
|||||||レッドアンシェル(CBC賞-G3)
||||||Nathaniel(キングジョージ,エクリプスS-英)
||Levee(CCAオークス,モンマスオークスなど)
|||Nalee(サンタイネスS-米)
||||Nalees Honor Award
|||||Quick Honors
||||||フォーシングビッド(ブシャーS-米G3)
|||||||シャイニングピアス
||||||||スギノエンデバー(北九州記念-G3)
|||Belle Foulee
||||Goosie
|||||Goosie-Gantlet
||||||Miss Puddleduck
|||||||Paglietta Gener
||||||||Hambye
|||||||||マルバイユ(アスタルテ賞-仏)
||||||||||マルセリーナ(桜花賞)
||||||||||グランデッツァ(スプリングS-G2)
||Bayou(エイコーンSなど)
|||Batteur(サンタマルガリータHなど)
||||デプス
|||||デプグリーフ
||||||パッシングサイアー(菊花賞2着)
||||||パッシングパワー(金鯱賞-G3)
||||||エリモシューテング
|||||||エリモシック(エリザベス女王杯)
|||||||エリモピクシー
||||||||リディル(スワンS-G2)
||||||||クラレント(デイリー杯2歳S-G2)
||||||||レッドアリオン(マイラーズC-G2)
||||||||サトノルパン(京阪杯-G3)
||||||エリモハスラー
|||||||エリモハリアー(函館記念-G3)
||||||エリモフローレンス
|||||||エリモダンディー(日経新春杯-G2)
||||Swamp Nurse
|||||プケコ
||||||ヌーベルマリエ
|||||||ロイヤルアタック
||||||||ブラックムーン(京都金杯-G3)

ファミリーナンバー 9-g

代表馬

キタサンブラック(ジャパンC,有馬記念,天皇賞春秋,菊花賞,大阪杯)2012

近年の活躍馬

グラティアス(京成杯-G3)
レシステンシア(阪神ジュベナイルF,高松宮記念2着)

ファミリーナンバー 9-h

代表馬

ミスターシービー(三冠,天皇賞秋)1980
マーベラスサンデー(宝塚記念,有馬記念2着)1992
Galileo(英愛ダービー,キングジョージ)1998
ゴールドアリュール(フェブラリーS,東京大賞典-地)1999
Sea The Stars(凱旋門賞,英ダービーなどG1を6勝)2006
サダムパテック(マイルCS,皐月賞2着)2008
ジュールポレール(ヴィクトリアM)2013
ペルシアンナイト(マイルCS,皐月賞2着)2014

近年の活躍馬

アサマノイタズラ(セントライト記念-G2)
ソロル(マーチS-G3)

有力牝系

アーバンシー系1989

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2018年の凱旋門賞では上位8着までアーバンシーの血をもつ馬が占めた、欧州の最高牝系。

アーバンシーは24戦8勝、13番人気で凱旋門賞を勝った。ジャパンCにも招待され、レガシーワールドの8着。母アレグリッタはドイツ牝系でAのイニシャルが8代続いている。

アーバンシーの11頭の産駒のうち2頭が不出走で、8頭がステークスウィナー(リステッド以上の勝利)、残る1頭チェリーヒントンもG3を2着の実績。代表産駒は父サドラーズウェルズガリレオ。英ダービー、キングジョージを勝った一級競走馬だが、種牡馬としての実績はそれを優に越える。父ケープクロスシーザスターズは英ダービー、凱旋門賞などG1を6勝。こちらもタグルーダ(英オークス、キングジョージ)、ハーザンド(英愛ダービー)などの産駒がいる欧州トップクラス種牡馬。

アーバンシーの半弟キングズベストはダービー馬エイシンフラッシュの父で日本にも輸入された。

Allegretta
Urban Sea(凱旋門賞)
||Melikah(愛オークス2着)
|||Villarrica
||||Khawlah(UAEダービー-G2)
|||||Masar(英ダービー)
||Galileo(英愛ダービー,キングジョージ)
||Black Sam Bellamy(タタソールズゴールドC-愛,伊ジョッキークラブ大賞)
||My Typhoon(ダイアナS-米)
||Cherry Hinton
|||Bracelet(愛オークス)
|||Athena(ベルモントオークス-米)
||Sea The Stars(凱旋門賞,英ダービーなどG1を6勝)
Allez Les Trois(フロール賞-仏G3)
||Al Ishq
|||Tamayuz(ジャックルマロワ賞-仏,ジャンプラ賞-仏)
||Anabaa Blue(仏ダービー)
|キングズベスト(英2000ギニー)

ニキーヤ系1993

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ニキーヤは仏8戦3勝。ノーザンダンサーのクロス2×4をもつアグレッシブな血統。社台グループが輸入した繁殖牝馬である。

代表産駒のゴールドアリュールサンデーサイレンスの仔としては珍しくダートで大成した馬だが、ダービーも5着と好走している。

ニキーヤ
|ゴールドアリュール(フェブラリーS,東京大賞典-地)
ラバヤデール
||ソロル(マーチS-G3)
オリエントチャーム
||ペルシアンナイト(マイルCS,皐月賞2着)
|ゴールスキー(根岸S-G3)