アドマイヤムーン(Admire Moon)の種牡馬情報です。
アドマイヤムーンについて
順調に勝ち進み、主役としてクラシックを迎える。しかし皐月賞は4着、ダービーは7着と春二冠を制したメイショウサムソンの引き立て役に終わる。秋の菊花賞を距離の懸念から回避し、天皇賞に駒を進めるがダイワメジャーの3着、さらには遠征した香港Cも2着と今一つ足りない。
古馬になると成長著しく、中距離路線で輝きをみせる。ドバイの地で鮮やかな差し切りを決めると、宝塚記念でもメイショウサムソンを抑え優勝、国内のG1タイトルも手にする。続く休み明けの天皇賞秋こそ着外に敗れたが、ジャパンカップでは接戦をものにし引退レースを有終の美で飾った。
略歴
- 2003年 ノーザンファーム生産
- 2008年 種牡馬として供用開始
主な競争成績
17戦10勝
- ジャパンC、ドバイデューティフリー、宝塚記念
- 香港C
- 天皇賞秋、クイーンエリザベス2世C
種付け料の推移と種付け頭数
早逝したエンドスウィープの後継として高い期待を受けての種牡馬入り。日本に進出したダーレーの看板種牡馬でもあった。代表産駒はマイル以下の芝で結果を残している。適正距離が短く、クラシックとも縁のないことから種付け料は漸減している。
年度 | 種付け 頭数 |
産駒数 | 種付け料(条件) | サイアー ランキング |
---|---|---|---|---|
2024年 | – | – | Private | – |
2023年 | 14頭 | – | 50万円(出生条件) | – |
2022年 | 14頭 | – | 50万円(出生条件) | 59位 |
2021年 | 39頭 | – | 100万円(出生条件) | 38位 |
2020年 | 69頭 | – | 100万円(出生条件) | 38位 |
2019年 | 76頭 | 112頭 | 150万円(出生条件) | 26位 |
2018年 | 170頭 | 56頭 | 150万円(出生条件) | 16位 |
2017年 | 83頭 | 52頭 | 150万円(出生条件) | 11位 |
2016年 | 74頭 | 64頭 | 200万円(出生条件) | 13位 |
2015年 | 102頭 | 75頭 | 250万円(出生条件) | 13位 |
2014年 | 106頭 | 53頭 | 250万円(出生条件) | 14位 |
2013年 | 83頭 | 126頭 | 350万円(出生条件) | 15位 |
2012年 | 157頭 | 81頭 | 400万円(出生条件) | 22位 |
2011年 | 125頭 | 82頭 | 350万円(出生条件) | 52位 |
2010年 | 126頭 | 129頭 | 400万円(出生条件) | – |
2009年 | 195頭 | 102頭 | 400万円(出生条件) | – |
2008年 | 138頭 | – | 500万円(受胎条件) | – |
繋養地(牧場)
ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックス
セレクトセールの主な落札馬
落札額 | 母名 + 生年 | 登録名 | メモ |
---|---|---|---|
6000万円 | チリエージェ の2013 |
フェイス | 全兄ハクサンムーン 中央6戦未勝利 |
5000万円 | チリエージェ の2009 |
ハクサンムーン | セントウルS |
1300万円 | オブザーヴァント の2013 |
セイウンコウセイ | 高松宮記念 |
セレクトセール累計額
落札総額 | 落札頭数 | 平均落札額 | 落札率 |
---|---|---|---|
8億 6150万円 |
42 | 2051万円 | 60.0 % |
セレクトセール累計額(母父)
落札総額 | 落札頭数 | 平均落札額 | 落札率 |
---|---|---|---|
9億 7450万円 |
29 | 3360万円 | 93.5 % |
種牡馬 評価
※中央競馬の平地競走のみを集計
勝馬率 | 23.3 % | |
---|---|---|
重賞馬 | 8 頭 | |
重賞数 | 16 勝 | |
重賞馬率 | 1.1 % |
G1レーティング ランキング
JRA発表のG1レーティング上位馬(※2002年以降)。牝馬は+4して順位付け。
Rating | 馬名 | レース名 | 開催年 |
---|---|---|---|
116 | ファインニードル | 高松宮記念 | 2018 |
116 | セイウンコウセイ | 高松宮記念 | 2017 |
116 | ハクサンムーン | 高松宮記念② | 2015 |
110 | ワンスインナムーン | スプリンターズS③ | 2017 |
105 | ムーンエクスプレス | 阪神ジュベナイルF④ | 2014 |
109 | レオアクティブ | 朝日杯フューチュリティS③ | 2011 |
代表産駒(子供)
2013年産
- セイウンコウセイ(高松宮記念)
- ファインニードル(スプリンターズS,高松宮記念)
- ムーンクエイク(京王杯SC-G2)
2012年産
- ブラックムーン(京都金杯-G3)
2009年産
- アルキメデス(朝日CC-G3)
- ハクサンムーン(セントウルS-G2,スプリンターズS2着)
- レオアクティブ(京王杯2歳S-G2)
- ファインチョイス(函館2歳S-G3)
BMS(母父)の代表産駒
2018年産
- ノースブリッジ(AJCC-G2)
父モーリス
血統(牝系・サイアーライン)
祖母ケイティーズファーストや、その妹ホワットケイティーディドは女傑ヒシアマゾンの活躍を受けて繁殖牝馬として輸入されている。
血統表
アドマイヤムーンの血統表
エンドスウィープ
フォーティナイナー
Mr.Prospector
File
Broom Dance
Dance Spell
Witching Hour
マイケイティーズ
サンデーサイレンス
Halo
Wishing Well
ケイティーズファースト
Kris
Katies
牝系図(fn.7-f)
Katies(愛1000ギニー)
|ケイティーズファースト
||マイケイティーズ
|||アドマイヤムーン(ジャパンC,宝塚記念,ドバイDF)
|||ファーストチェア
||||フルデプスリーダー(エルムS-G3)
||ケイティーズハート
|||エフフォーリア(有馬記念,天皇賞秋,皐月賞)
|Jet Route
||シルクフレアー
|||シルクヴィーナス
||||プレイアンドリアル(京成杯-G3)
||||エエヤン(NZT-G2)
|ホワットケイティーディド
||アドマイヤライト
|||ベルーガ(ファンタジーS-G3)
||スリープレスナイト(スプリンターズS,高松宮記念2着)
|ヒシアマゾン(エリザベス女王杯,阪神3歳牝馬S)
|ヒシナイル(フェアリーS-G3)
|ヒシピナクル(ローズS-G2)
|ケイティーズファースト
||マイケイティーズ
|||アドマイヤムーン(ジャパンC,宝塚記念,ドバイDF)
|||ファーストチェア
||||フルデプスリーダー(エルムS-G3)
||ケイティーズハート
|||エフフォーリア(有馬記念,天皇賞秋,皐月賞)
|Jet Route
||シルクフレアー
|||シルクヴィーナス
||||プレイアンドリアル(京成杯-G3)
||||エエヤン(NZT-G2)
|ホワットケイティーディド
||アドマイヤライト
|||ベルーガ(ファンタジーS-G3)
||スリープレスナイト(スプリンターズS,高松宮記念2着)
|ヒシアマゾン(エリザベス女王杯,阪神3歳牝馬S)
|ヒシナイル(フェアリーS-G3)
|ヒシピナクル(ローズS-G2)
サイアーライン
Mr. Prospector 1970 米
|Fappiano 1977 米
||Unbridled 1987 米
|||Unbridled’s Song 1993 米
|Gone West 1984 米
|Seeking the Gold 1985 米
||Dubai Millennium 1996 英
|||Dubawi 2002 英
||||ベンバトル 2014 英
|フォーティナイナー 1985 米
||エンドスウィープ 1991 米
|||アドマイヤムーン 2003
|Machiavellian 1987 仏
||Street Cry 1998 米
|Kingmambo 1990 仏
||キングズベスト 1997 英
||キングカメハメハ 2001
|||ルーラーシップ 2007
|||ロードカナロア 2008
||||ファストフォース 2016
||||パンサラッサ 2017
|||ドゥラメンテ 2012
||||タイトルホルダー 2018
|||ジュンライトボルト 2017
|Fappiano 1977 米
||Unbridled 1987 米
|||Unbridled’s Song 1993 米
|Gone West 1984 米
|Seeking the Gold 1985 米
||Dubai Millennium 1996 英
|||Dubawi 2002 英
||||ベンバトル 2014 英
|フォーティナイナー 1985 米
||エンドスウィープ 1991 米
|||アドマイヤムーン 2003
|Machiavellian 1987 仏
||Street Cry 1998 米
|Kingmambo 1990 仏
||キングズベスト 1997 英
||キングカメハメハ 2001
|||ルーラーシップ 2007
|||ロードカナロア 2008
||||ファストフォース 2016
||||パンサラッサ 2017
|||ドゥラメンテ 2012
||||タイトルホルダー 2018
|||ジュンライトボルト 2017