エンドスウィープの種付け料の推移と種牡馬成績

エンドスウィープ（End Sweep）の種牡馬情報です。

エンドスウィープについて

アメリカのダート短距離馬。実績はG3をひとつ勝った程度で、競走馬としては大成できなかった。そのままアメリカで種牡馬入り。種付け料は6000ドルのスタートだったが、産駒が初年度から記録的な勝ち上がりをみせる。その活躍を受け1999年に売却され、日本とオーストラリアを交互するシャトル種牡馬となった。

繋養された日米豪といずれの国でも成功を収めるが、種付け中のアクシデントにより早逝。

略歴

• 1991年 アメリカ産
• 2000年 種牡馬として供用開始
• 2002年7月13日（11歳）没

主な競争成績

18戦6勝

1. ジャージーショアS（米G3）
3. ジェロームH（米）

種付け料の推移と種付け頭数

社台SSで繋養。日本で種付けをした初年度産駒がデビューする前に亡くなっている。日本での産駒はわずかに3世代だが、計168頭中140頭が勝ち上がるという驚異的な数字を残す。初年度の代表馬にはスイープトウショウがおり、生存していれば人気種牡馬となっていたであることは間違いない。

セレクトセールの主な落札馬

セレクトセール累計額

セレクトセール累計額（母父）

種牡馬 評価

※中央競馬の平地競走のみを集計

G1レーティング ランキング

JRA発表のG1レーティング上位馬（002年以降）。牝馬は+4して順位付け。

代表産駒(子供)

2003年産

• アドマイヤムーン(ジャパンC,宝塚記念,ドバイDF)

2002年産

• ラインクラフト(桜花賞,NHKマイルC)

2001年産

• Clean Sweep(新2000ギニー)
• スイープトウショウ(宝塚記念,秋華賞,エリザベス女王杯)
• フォーカルポイント(京成杯-G3)

2000年産

• アグネスウイング(シリウスS-G3)

1997年産

• スウェプトオーヴァーボード(メトロポリタンH-米,エインシェントタイトルH-米)
• プリサイスエンド(ベイショアS-米G3)
• アルーリングアクト(小倉3歳S-G3)

1996年産

• Nany’s Sweep(サンタモニカH-米)
• サウスヴィグラス(JBCスプリント-地)

BMS(母父)の代表産駒

2015年産

• センテリュオ(オールカマー-G2)
  父ディープインパクト

2011年産

• トーセンスターダム(エミレーツS-豪,トゥーラクH-豪,きさらぎ賞-G3)
  父ディープインパクト

2009年産

• ナムラビクター(アンタレスS-G3)
  父ゼンノロブロイ

2007年産

• ゲシュタルト(京都新聞杯-G2)
  父マンハッタンカフェ

2003年産

• アルーリングボイス(ファンタジーS-G3)
  父フレンチデピュティ

血統（牝系・サイアーライン）

母父のダンススペルはウッドワードS2着などがあるアメリカのマイナー種牡馬で、エンドスウィープの母ブルームダンスが代表産駒。殿堂馬であり、レース中に故障により予後不良となった悲劇の名牝ゴーフォワンドの兄でもある

血統表

牝系図（fn.4-r）

サイアーライン

エンドスウィープ系（子系統）