ファルブラヴの種付け料の推移と種牡馬成績

ファルブラヴ（Falbrav）の種牡馬情報です。

ファルブラヴについて

世界各国を飛び回ったタフホース。

イタリア調教馬。欧州からの招待馬としてジャパンカップを優勝している。そのときの3着はシンボリクリスエス。

驚くのは翌2003年のローテーション。欧州中距離の主要G1を休むことなく5か月で8戦し4勝。そこからアメリカに遠征し、BCターフで3着。さらに引退レースとなる香港Cも走り、見事に勝利を飾った。

略歴

• 1998年 アイルランド産
• 2004年 種牡馬として供用開始
• 2014年 種牡馬引退

主な競争成績

26戦13勝

1. ジャパンC、エクリプスS-英、インターナショナルS-英、クイーンエリザベス2世S-英、イスパーン賞-仏、香港C、ミラノ大賞-伊、共和国大統領賞-伊
2. 愛チャンピオンS、伊ダービー
3. BCターフ、ガネー賞

種付け料の推移と種付け頭数

産駒の走りは大きな期待に応えるものでなく、種付け料は下落の一途。2014年シーズンを最後に種牡馬を引退した。2008年の種付け料500万円は、そのシーズンの種付け頭数85頭からみて、かなり読みを誤ったように思える。

なお、2005年はイギリスで種付け。

セレクトセールの主な落札馬

セレクトセール累計額

セレクトセール累計額（母父）

種牡馬 評価

※中央競馬の平地競走のみを集計

代表産駒(子供)

2009年産

• アイムユアーズ(フィリーズレビュー-G2,阪神JF2着)

2008年産

• エポワス(キーンランドC-G3)
• ダンスファンタジア(フェアリーS-G3)
• フォーエバーマーク(キーンランドC-G3)

2007年産

• エーシンヴァーゴウ(セントウルS-G2)

2006年産

• ワンカラット(フィリーズレビュー-G2)

2005年産

• トランスワープ(函館記念-G3)

BMS(母父)の代表産駒

2015年産

• ステルヴィオ(マイルCS)
  父ロードカナロア
• テトラドラクマ(クイーンC-G3)
  父ルーラーシップ

2011年産

• ハープスター(桜花賞,オークス2着)
  父ディープインパクト

血統（牝系・サイアーライン）

フェアリーキング産駒はファルブラヴのほかにもオース（英ダービー）、エリシオ（凱旋門賞）が種牡馬として輸入されているが、いずれも失敗。

血統表

牝系図（fn.4-i）

サイアーライン

Fairy King系