フジキセキの種付け料の推移と種牡馬成績

フジキセキ（Fuji Kiseki）の種牡馬情報です。

フジキセキについて

サンデーサイレンス、初年度の傑作

弥生賞まで4戦4勝。しかし皐月賞前に屈腱炎は発症し引退。もみじSではダービー馬タヤスツヨシにも先着しており、4勝の内容は濃い。順当であれば春のクラシックは二冠濃厚だった。

フジキセキを筆頭にタヤスツヨシ、ジェニュイン、ダンスパートナー、プライムステージなど父サンデーサイレンスの産駒はすでに猛威を振るいはじめており、高い代用需要を見越して即種牡馬入りとなった。シーズン途中からの種付け開始だったが、100頭を越える牝馬を集め活況を呈した。

略歴

• 1992年 社台ファーム千歳生産
• 1995年 種牡馬として供用開始
• 2015年12月28日（23歳）没

主な競争成績

4戦4勝

1. 朝日杯3歳S、弥生賞（G2）

種付け料の推移と種付け頭数

初年度産駒ダイタクリーヴァ(皐月賞2着、マイルCS2着)の活躍を見て以降、種付け料も高位安定を続けた。父サンデーサイレンスの代用として高い需要を誇ったが、産駒の適正距離はだいぶ短い。主にマイルを主戦場とし、中距離で名を馳せたのはイスラボニータだけ（海外を含めるとサンクラシークがいる）。イスラボニータは唯一のクラシックホースでもある。

セレクトセールの主な落札馬

セレクトセール累計額

セレクトセール累計額（母父）

種牡馬 評価

※中央競馬の平地競走のみを集計

G1レーティング ランキング

JRA発表のG1レーティング上位馬（002年以降）。牝馬は+4して順位付け。

代表産駒(子供)

2011年産

• イスラボニータ(皐月賞,ダービー2着)

2009年産

• ストレイトガール(ヴィクトリアM2回,スプリンターズS)

2008年産

• サダムパテック(マイルCS,皐月賞2着)

2007年産

• ダノンシャンティ(NHKマイルC)

2004年産

• エイジアンウインズ(ヴィクトリアM)

2003年産

• Sun Classique(ドバイシーマクラシックなどG1を3勝)
• キンシャサノキセキ(高松宮記念2回)
• ファイングレイン(高松宮記念,NHKマイルC2着)
• コイウタ(ヴィクトリアM)

2002年産

• カネヒキリ(ジャパンCダート2回,フェブラリーSなど地含めG1を7勝)

BMS(母父)の代表産駒

2020年産

• ペリエール(ユニコーンS-G3)
  父ヘニーヒューズ

2019年産

• ウインマーベル(京王杯SC,スプリンターズS2着)
  父アイルハヴアナザー
• エリカヴィータ(フローラS-G2)
  父キングカメハメハ

2017年産

• プロミストウォリア(東海S-G2)
  父マジェスティックウォリアー

2014年産

• コマノインパルス(京成杯-G3)
  父バゴ
• アナザートゥルース(アンタレスS-G3)
  父アイルハヴアナザー

2013年産

• エテルナミノル(愛知杯-G3)
  父エンパイアメーカー

2012年産

• ホワイトフーガ(JBCレディスクラシック2回-地)
  父クロフネ

2011年産

• Kermadec(ドンカスターH-豪,ジョージメインS-豪)
  父Teofilo

2010年産

• サウンドトゥルー(チャンピオンズC,東京大賞典-地,JBCクラシック-地)
  父フレンチデピュティ

2008年産

• Your Song(BTCカップ-豪)
  父Fastnet Rock

2007年産

• Yosei(タタソールズティアラ-豪などG1を3勝)
  父Invincible Spirit
• アリゼオ(毎日王冠-G2)
  父シンボリクリスエス
• パドトロワ(函館スプリントS-G3,スプリンターズS2着)
  父スウェプトオーヴァーボード

2006年産

• セイクリッドバレー(新潟大賞典-G3)
  父タニノギムレット

2005年産

• ルルパンブルー(フェアリーS-G3)
  父ジャングルポケット

血統（牝系・サイアーライン）

母父ルファビュリューは、フランスダービー馬。牝系はミルリーフの母ミランミルにたどれる。ミルリーフははじめて英ダービー、キングジョージ、凱旋門賞という欧州3大レースを制した名馬。

血統表

牝系図（fn.22-d）

サイアーライン

フジキセキ系（子系統）