キタサンブラックの種付け料の推移と注目幼駒【種牡馬】

キタサンブラック（Kitasan Black）の種牡馬情報です。

キタサンブラックについて

高らかに歌声響く、キタサン祭り

勝っても低評価が続き、はじめての1番人気が12戦目の京都大賞典。大一番に負けていたり、相手が軽かったりと、人によっては評価が低い。これは同じくG1を7勝したテイエムオペラオーに似ている。

もっとも魅せたのは不良馬場の天皇賞秋。普段は逃げに近い先行する馬が出遅れ、場内がどよめく。他馬が荒れた馬場を避けて大回りで進む中、キタサンブラックは内目に進路をとり徐々にポジションをあげていく。内外の差で直線はいつの間にかの先頭。あとは力強く押し切った。

略歴

• 2012年 ヤナガワ牧場生産
• 2016年 年度代表馬に選出
• 2017年 年度代表馬に選出
• 2022年 産駒のイクイノックスが年度代表馬に選出
• 2023年 産駒のイクイノックスが年度代表馬に選出
• 2018年 種牡馬として供用開始

主な競争成績

20戦12勝

1. ジャパンC、有馬記念、天皇賞秋、天皇賞春2回、菊花賞、大阪杯
2. 有馬記念
3. 皐月賞

種付け料の推移と種付け頭数

初年度にレーティング世界1位のイクイノックスが誕生し、評価が一変。二世代目のソールオリエンスが皐月賞を制し地位を確かなものに。繁殖牝馬の質が一旦落ちる3世代目以降に活躍馬が続かない種牡馬が多いが、どうなっていくか。

繋養地（牧場）

社台スタリオンステーション

注目幼駒、種付け牝馬

キタサンブラックの1歳産駒（2026年 デビュー予定）

• オリンダドイグアス の2024
  母G1

  母実績シダーデジャルディンディアナ大賞-伯
  生　産下河辺牧場
• カンビーナ の2024
  社F母G1

  母実績アメリカンオークス-米
  　兄　ファルコニア(京王杯AH)
  生　産社台ファーム
• コンヴィクション2 の2024
  NF母G1

  母実績ヒルベルトレレナ賞-亜
  生　産ノーザンファーム
• サザンスターズ の2024
  社F姉G1スターズオンアース(桜花賞)

  生　産社台ファーム
• シーズアタイガー の2024
  NF母G1

  母実績デルマーデビュタントS-米
  生　産ノーザンファーム
• セリエンホルデ の2024
  NF母G1兄G1シュネルマイスター(NHKマイルC)

  母実績独オークス
  生　産ノーザンファーム
• ノームコア の2024
  NF母G1

  生　産ノーザンファーム
• ヒルダズパッション の2024
  NF母G1兄G1Yoshida(ウッドワードS-米)

  母実績バレリーナS-米
  生　産ノーザンファーム
• マルシュロレーヌ の2024
  NF母G1

  母実績BCディスタフ
  生　産ノーザンファーム
• マーゴットディド の2024
  NF母G1兄G1ジャスティンミラノ(皐月賞)

  母実績ナンソープS-英
  生　産ノーザンファーム
• モシーン の2024
  NF母G1

  母実績オーストラリアンギニーズ-豪
  　姉　プリモシーン(東京新聞杯-G3)
  生　産ノーザンファーム
• ラドラーダ の2024
  NF兄G1レイデオロ(ダービー)

  生　産ノーザンファーム
• レキシールー の2024
  兄G1ダノンスコーピオン(マイルC)

  母実績ダンススマートリーS-加G2
  生　産ケイアイファーム
• アーモンドアイ の2024
  NF母G1

  母実績牝馬三冠
  生　産ノーザンファーム
• シャトーブランシュ の2024
  NF兄G1イクイノックス(天皇賞秋)

  母実績マーメイドS-G3
  生　産ノーザンファーム
• ジェットセッティング の2024
  NF母G1

  母実績愛1000ギニー
  生　産ノーザンファーム
• スパニッシュクイーン の2024
  母G1

  母実績アメリカンオークス-米
  生　産追分ファーム
• ソウルスターリング の2024
  社F母G1

  母実績オークス
  生　産社台ファーム
• フォトコール の2024
  NF母G1

  母実績ファーストレイディS-米
  生　産ノーザンファーム

キタサンブラックの当歳産駒（2027年 デビュー予定）

• ラッキーライラック の2025
  NF母G1

  母実績大阪杯
  生　産ノーザンファーム
• ウィープノーモア の2025
  NF母G1

  母実績アシュランドS-米
  生　産ノーザンファーム
• オートクレール の2025
  姉G1ブローザホーン(宝塚記念)

  生　産岡田スタッド
• カルティカ の2025
  社F兄G1アスクビクターモア(菊花賞)

  生　産社台ファーム
• シャトーブランシュ の2025
  NF兄G1イクイノックス(天皇賞秋)

  母実績マーメイドS-G3
  生　産ノーザンファーム
• シーウィルレイン の2025
  NF母G1

  母実績MVRCAJモイアS-豪
  生　産ノーザンファーム
• ロードクロサイト の2025
  兄G1コントレイル(三冠)

  生　産ノースヒルズ

キタサンブラックの2025年種付け繁殖牝馬

• アタブ
  G1産駒ルガル(スプリンターズS)
• イリデッサ
  NFG1馬
• エントロピア
  G1馬
• カリーナミア
  社FG1馬
• クイーンズリング
  社FG1馬
• クロノジェネシス
  NFG1馬
• シャトーブランシュ
  NFG1産駒イクイノックス(天皇賞秋)
• ジェイウォーク
  NFG1馬
• スウィートリーズン
  NFG1馬
• ソーメニーウェイズ
  NFG1馬
• ダストアンドダイヤモンズ
  NFG1産駒ドウデュース(ダービー)
• ホームカミングクイーン
  NFG1馬
• ヤンキーローズ
  NFG1馬
• ラッキーライラック
  NFG1馬
• リスグラシュー
  NFG1馬
• レキシールー
  G1産駒ダノンスコーピオン(マイルC)

セレクトセールの主な落札馬

セレクトセール累計額

種牡馬 評価

※中央競馬の平地競走のみを集計

G1レーティング ランキング

JRA発表のG1レーティング上位馬（002年以降）。牝馬は+4して順位付け。

代表産駒(子供)

2022年産

• クロワデュノール(東京スポーツ杯2歳S-G2)
• サトノカルナバル(函館2歳S-G3)

2021年産

• クリスマスパレード(紫苑S-G2)

2020年産

• ソールオリエンス(皐月賞,ダービー2着)
• ラヴェル(アルテミスS-G3,エリザベス女王杯2着)
• スキルヴィング(青葉賞-G2)

2019年産

• イクイノックス(ジャパンC,天皇賞秋2回,有馬記念,ドバイSC)
• ガイアフォース(セントライト記念-G2,フェブラリーS2着)

血統（牝系・サイアーライン）

父ブラックタイドはディープインパクトの全兄。切れで勝負するディープインパクト産駒とは異なり、スピードの持続力が持ち味。母父サクラバクシンオーは日本の馬場に向いたスピードを確実に伝える。競走時代はネックとされたが、スピード重視される種牡馬としては大きな強み。基本的には芝のマイルから中距離を得意とする産駒が多い。

祖母テイズリーの産駒に種牡馬シーズティジー(産駒にBCクラシック連覇のティズナウ)、オトメノイノリ(フェアリーS3着)がいる。

血統表

牝系図（fn.9-g）

サイアーライン

ブラックタイド系