種牡馬

リアルインパクトの種付け料の推移と注目幼駒【種牡馬】

リアルインパクト(Real Impact)の種牡馬情報です。

リアルインパクトについて

ディープインパクトの初年度産駒

早くからマイルに標準を定め、1600mを中心に使われた。朝日杯FS2着、NHKマイルC3着と世代上位の実力をひっさげ、3歳馬が出走すること自体が珍しい安田記念に挑戦した。歴戦の古馬相手に4kg差の恵量を生かし、低評価を吹き飛ばすように先行から押し切った。

2勝目のG1はオーストラリアのジョージライダーS。豪州競馬はスピード重視で短距離が中心。馬場は日本馬に適しており、レベルも少し日本より劣る印象で勝ちやすい。しかも賞金額も日本の重賞並みである。2014年のハナズゴールのオールドエイジドS優勝で目を向ける関係者が多くなった。

略歴

  • 2008年 ノーザンファーム生産
  • 2016年 種牡馬として供用開始

主な競争成績

30戦5勝

  1. 安田記念、ジョージライダーS-豪G1
  2. 朝日杯FS、ドンカスターマイル-豪G1
  3. NHKマイルC

種付け料の推移と種付け頭数

初年度産駒が勝ち星を量産し、耳目を集める。種付け料もそれに応じて200万円と中堅種牡馬並みに引き上げられた。初年度の代表産駒はNHKマイルCを勝ったラウダシオンディープインパクト直系の孫では最初のG1馬に輝いた。2021年の種付け料は50万円ほど上がるのではと予想。産駒の適正距離は短く、ほとんどの勝利がマイル以下である。血統から中距離は難しいかもしれない。

年度 種付け
頭数
産駒数 種付け料(条件) サイアー
ランキング
2024年 50万円(受胎確認後)
2023年 23頭 50万円(受胎確認後)
2022年 20頭 100万円(受胎確認後) 47位
2021年 53頭 150万円(受胎確認後) 39位
2020年 129頭 200万円(受胎確認後) 45位
2019年 118頭 20頭 80万円(受胎確認後) 83位
2018年 36頭 74頭 80万円(受胎確認後)
2017年 112頭 100頭 80万円(受胎確認後)
2016年 139頭 80万円(受胎確認後)

繋養地(牧場)

優駿スタリオンステーション

注目幼駒、種付け牝馬

2019年の種付け相手にシンハリーズがいるあたりに、牧場の期待の大きさを感じる。

表記と掲載馬の選定について
表記
赤字は牝馬
NFノーザンファーム産
社F社台ファーム産
母G1母親がG1馬(国際格付け)
G1馬G1勝ちの繁殖牝馬
兄G1兄弟がG1馬 ※PCでは()内に主な勝ち鞍を表示
G1産駒産駒がG1馬勝ち
セールセレクトセールなどの取引価格(税抜き)
一口総額一口馬主の募集総額
いずれかに該当するものを掲載
・母親がG1馬
・兄姉がG1馬
・セールの上位3頭
・セール1億円越え
・一口馬主の募集総額上位3頭
・一口馬主の募集総額1億円越え
※情報は適宜更新

リアルインパクトの歳産駒(2023年 デビュー予定)

  • アンティフォナ の2021
    NF兄G1ラウダシオン(NHKマイルC)一口総額4000万円
    生 産ノーザンファーム
    馬 主シルクレーシング
    調教師斉藤崇史 (栗東)
  • クルソラ の2021
    NF母G1
    母実績コパデプラタインテルナシオナル-亜
    生 産ノーザンファーム
  • ルミナスパレード の2021
    NF姉G1ソングライン(安田記念)一口総額4000万円
    生 産ノーザンファーム
    馬 主サンデーレーシング
    調教師木村哲也 (美浦)
  • レーゲンボーゲン の2021
    NF兄G1レインボーライン(天皇賞春)セール3300万円
    生 産ノーザンファーム
  • ヴィートマルシェ の2021
    NF姉G1マルシュロレーヌ(BCディスタフ)一口総額5000万円
    生 産ノーザンファーム
    馬 主キャロットファーム
  • コケレール の2021
    NF母G1一口総額1800万円
    母実績サンタラリ賞-仏
    生 産ノーザンファーム
    馬 主キャロットファーム

セレクトセールの主な落札馬

落札額 母名 + 生年 登録名 メモ
8200万円 レニーズゴットジップ
 の2021
4600万円 インラグジュアリー
 の2020
モズメイメイ
4000万円 アバンダント
 の2018
4000万円 プリモレガーロ
 の2018
タイセイレガリア
4000万円 ジンジャーミスト
 の2018
ジンジャーブラッド

セレクトセール累計額

落札総額 落札頭数 平均落札額 落札率
8億
7400万円
31 2819万円 93.9 %

種牡馬 評価

※中央競馬の平地競走のみを集計

勝馬率 25.7 %
重賞馬 1 頭
重賞数 2 勝
重賞馬率 0.6 %

G1レーティング ランキング

JRA発表のG1レーティング上位馬(002年以降)。牝馬は+4して順位付け。

Rating 馬名 レース名 開催年
115 ラウダシオン NHKマイルC 2020

代表産駒(子供)

2020年産

  • モズメイメイ(チューリップ賞-G2)

2017年産

  • ラウダシオン(NHKマイルC)

血統(牝系・サイアーライン)

母のトキオリアリティーは外国産馬として芝ダート関わらず短距離で走り、3勝をあげた。母の父メドウレイクは希少なプリンスキロ系の種牡馬で、代表馬にメドウウスター(BCジュヴェナイルF、エイコーンSなど米G1を6勝)がいる。純然たる短距離の血統。

甥にあたるインディチャンプがマイルG1で主役を張るなど牝系には勢いがある。

血統表

リアルインパクトの血統表
ディープインパクト
サンデーサイレンス
Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア
Alzao
Burghclere
トキオリアリティー
Meadowlake
Hold Your Peace
Suspicious Native
What a Reality
In Reality
What Will Be

牝系図(fn.3-l)

トキオリアリティー
|アイルラヴァゲイン(オーシャンS-G3)
ウィルパワー
||インディチャンプ(安田記念,マイルCS)
||アウィルアウェイ(シルクロードS-G3)
リアルインパクト(安田記念,ジョージライダーS-豪)
|ネオリアリズム(Qエリザベス2世C-香)

サイアーライン

Hail to Reason 1958 米
|Roberto 1969 愛
||Kris S. 1977 米
|||シンボリクリスエス 1999
||||エピファネイア 2010
||Silver Hawk 1979 英
|||グラスワンダー 1995
||||スクリーンヒーロー 2004
|||||モーリス 2011
||ブライアンズタイム 1985 米
|||タニノギムレット 1999
|Halo 1969 米
||Devil’s Bag 1981 米
||サンデーサイレンス 1986 米
|||フジキセキ 1992
|||ダンスインザダーク 1993
|||ステイゴールド 1994
||||オルフェーヴル 2008
||||オジュウチョウサン 2011
|||スペシャルウィーク 1995
|||アドマイヤベガ 1996
|||マンハッタンカフェ 1998
|||アグネスゴールド 1998
|||アグネスタキオン 1998
|||ゴールドアリュール 1999
|||ネオユニヴァース 2000
|||ブラックタイド 2001
|||ダイワメジャー 2001
|||ハーツクライ 2001
|||ハットトリック 2001
|||ディープインパクト 2002
||||キズナ 2010

ディープインパクト系

ディープインパクト 2002
|ダノンバラード 2008
|ダノンシャーク 2008
|トーセンラー 2008
リアルインパクト 2008
|ワールドエース 2009
|トーセンホマレボシ 2009
||ミッキースワロー 2014
ディープブリランテ 2009
|スピルバーグ 2009
キズナ 2010
||ジャスティンミラノ 2021
サトノアラジン 2011
ミッキーアイル 2011
|トーセンスターダム 2011 豪
エイシンヒカリ 2011
リアルスティール 2012
|ダノンプラチナ 2012
グレーターロンドン 2012
|マカヒキ 2013
サトノダイヤモンド 2013
|ディーマジェスティ 2013
シルバーステート 2013
|サングレーザー 2014
|サトノアレス 2014
|アドミラブル 2014
|アルアイン 2014
|フィエールマン 2015
|Saxon Warrior 2015 英
|ヘンリーバローズ 2015
|グローリーヴェイズ 2015
|ダノンプレミアム 2015
|ロジャーバローズ 2016
|サトノジェネシス 2016
|ワールドプレミア 2016
|ダノンキングリー 2016
コントレイル 2017