サトノダイヤモンドの種付け料の推移と種牡馬成績

サトノダイヤモンド（Satono Diamond）の種牡馬情報です。

サトノダイヤモンドについて

サトノ軍団、初のG1馬

当歳セレクトセールで2億3000万で取引された高額馬。デビュー3連勝と順調に勝ち進めたが、皐月賞はディーマジェスティの3着、ダービーはマカヒキにわずかに及ばずの2着に終わる。

秋には充実一途。菊花賞を完勝すると、続く有馬記念でも古馬の大将キタサンブラックを下し、サトノダイヤモンド時代の到来を予期させた。

古馬の大目標を凱旋門賞に据える。天皇賞春3着も予定通りのフランス遠征となるが、前哨戦のフォワ賞でよもやの完敗。現地の芝への適性に乏しく、凱旋門賞も見せ場なく大敗した。一度狂った歯車は修復が難しい。帰国してからのG1はすべて着外となった。

略歴

• 2013年 ノーザンファーム生産
• 2019年 種牡馬として供用開始

主な競争成績

18戦8勝

1. 有馬記念、菊花賞
2. ダービー
3. 皐月賞、天皇賞春

種付け料の推移と種付け頭数

初年度には多くの牝馬が集まった。ノーザンファームの繁殖牝馬が多く、質も高い。レインボーダリア、ビワハイジ系のロッテンマイヤーやシーザリオの娘ロザリンド、アゼリの娘アメリの名などがみられる。

繋養地（牧場）

ブリーダーズ・スタリオン・ステーション

注目幼駒、種付け牝馬

頭数ともに、なかなかの繁殖牝馬が揃い、期待が持てる。

サトノダイヤモンドの歳産駒（2023年 デビュー予定）

• ウィキッドリーパーフェクト の2021
  NF母G1セール1億1500円

  母実績アルシバイアディズS-米
  　兄　ハートレー(ホープフルS-G2)
  生　産ノーザンファーム
• オーサムフェザー の2021
  NF母G1セール1億円

  母実績BCジュベナイルフィリーズ
  生　産ノーザンファーム
• キューティゴールド の2021
  NF姉G1ショウナンパンドラ(ジャパンC)一口総額6000万円

  生　産ノーザンファーム
  馬　主シルクレーシング
  調教師高野友和 (栗東)
• ポジティブマインド の2021
  NF母G1セール1億8000円

  母実績CEジュヴェナイルフィリーズ
  生　産ノーザンファーム
  馬　主藤田晋
  調教師中内田充 (栗東)
  登録名シンクグッド
• レディイヴァンカ の2021
  NF母G1セール1億3000円

  母実績スピナウェイS-米
  生　産ノーザンファーム
• オールウェイズウィリング の2021
  姉G1ショウナンアデラ(阪神JF)

  生　産下河辺牧場
• シーウィルレイン の2021
  NF母G1一口総額5000万円

  母実績MVRCAJモイアS-豪
  生　産ノーザンファーム
  馬　主サンデーレーシング
  調教師池添学 (栗東)
• ファッションプレート の2021
  NF母G1セール6400万円

  母実績サンタアニタオークス-米
  生　産ノーザンファーム

サトノダイヤモンドの2歳産駒（2024年 デビュー予定）

• レインボーダリア の2022
  母G1

  母実績エリザベス女王杯
  生　産追分ファーム
• シンハリーズ の2022
  NF母G1姉G1シンハライト(オークス)

  母実績デルマーオークス-米
  生　産ノーザンファーム
• スクールミストレス の2022
  NF母G1セール1億500円

  母実績CEディスタフ-亜
  生　産ノーザンファーム
• ユーロシャーリーン の2022
  NF母G1

  母実績ビヴァリーディS-米
  生　産ノーザンファーム
• ラヴズオンリーミー の2022
  NF姉G1ラヴズオンリーユー(BCフィリー＆メアターフ)

  生　産ノーザンファーム

サトノダイヤモンドの1歳産駒（2025年 デビュー予定）

• テディーズプロミス の2023
  NF母G1

  母実績ラブレアS-米G1
  　兄　マイラプソディ(京都2歳S-G3)
  生　産ノーザンファーム
• ライフフォーセール の2023
  NF母G1姉G1ダノンファンタジー(阪神JF)

  母実績ラプラタオークス-亜
  生　産ノーザンファーム
• ルミナスパレード の2023
  NF姉G1ソングライン(安田記念)

  生　産ノーザンファーム
• サミター の2023
  NF母G1

  母実績愛1000ギニー
  　兄　ダノンチェイサー(きさらぎ賞-G3)
  生　産ノーザンファーム

サトノダイヤモンドの2023年種付け繁殖牝馬

• ヴィアメディチ
  NFG1産駒アドマイヤマーズ(香港マイル)

セレクトセールの主な落札馬

セレクトセール累計額

種牡馬 評価

※中央競馬の平地競走のみを集計

代表産駒(子供)

2020年産

• シンリョクカ(新潟記念-G3,阪神JF2着)
• サトノグランツ(京都新聞杯-G2)

血統（牝系・サイアーライン）

母マルペンサはアルゼンチン産の競走馬で、現地の芝とダートのG1を勝っている。近年、ノーザンファームは南米の繁殖牝馬を積極的に導入しているが、サトノダイヤモンドが走ったことで間接的にそのレベルの高さを証明した。

母父オーペンはフランスのモルニ賞を勝っている早熟短距離馬。

サトノダイヤモンドは2400m以上で良績を残しており、ディープインパクト産駒としては異質のステイヤー寄りの戦績といえる。均整のとれた馬体と飛びのキレイな走りがどこまで遺伝するか。

血統表

牝系図（fn.1-w）

サイアーライン

ディープインパクト系